「住宅ローン減税」中古マンションでは思わぬ事態が
■中古マンションの特徴とメリット・デメリット
次に、中古マンションの特徴やメリット・デメリットを見てみましょう。
●中古マンションのメリット・デメリット
中古マンションのメリットとして、価格が安いこと以外に次のような点があげられます。
・資産価値が安定している
・選択肢が多い
新築マンションと違い、中古マンションの場合は値段の動きが少ないことがメリットです。マンションは、築10年ぐらいまでは大きく価値が下がりますが、そのあとの下落は比較的緩やかになります。
また、実際の部屋を見ることができるだけでなく、新築よりも立地や建物の選択肢が多くなる点も、中古マンションのメリットだといえます。
一方、デメリットとして、次のような点があげられます。
・リフォームや修繕が必要な場合がある
・住宅ローン控除が受けられない場合がある
当然ですが、マンションが古くなるほどリフォームや修繕が必要になります。そのため、安く中古マンションを購入しても、リフォーム費用が高額になることもあるため注意が必要です。
また、住宅ローン減税の対象となるマンションなどの非木造住宅は、築25年以下という規定があります。住宅ローン減税の利用を考えている場合は、築年数で選ぶことも必要となります。