「介護のための住宅リフォーム費」を軽減する制度
■介護保険では「1人につき最大18万円」を支給
介護保険で介護のための住宅リフォーム費がいくらまで支給されるか、知っていますか?
最大18万円まで、支給される可能性があります。
介護が必要になったときには、介護保険をはじめ、経済的な負担を軽減するためのさまざまな制度を利用することができます。
その中でも、まずおすすめしたいのが、バリアフリーや介護を目的とした住宅リフォーム費の補助金・助成金の制度です。
介護保険では、介護のための住宅リフォーム費のうち、20万円の7〜9割、最大18万円まで支給されます。
これは、要介護認定の区分によらず、基本的には1人につき生涯で18万円を受け取れるものです。そのため、工事費用が20万円に達するまで、何度でも繰り返し利用することができますし、引っ越しをした場合はもう一度使うことができます。
ただ、すべての介護リフォームに適用されるわけではなく、支給対象となるリフォーム内容が決まっているので、その点は注意が必要です。まずはケアマネジャーに相談してみてください。
■各市区町村ごとの助成金も…
また、介護保険からの支給とは別に、市区町村からも、バリアフリーや介護目的の住宅リフォーム費の助成金を受けられることが少なくありません。
支給条件、支給額などは各市区町村で異なるので、詳細については市区町村のホームページや窓口で確認するようにしてください。
神戸 利文
リタポンテ 代表取締役
上村 理絵
リタポンテ 執行役員兼事業部長、理学療法士
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
■恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ
■47都道府県「NHK受信料不払いランキング」東京・大阪・沖縄がワーストを爆走