「大きくなったら何になりたい?」子どもたちの珍回答
「大きくなったら何になりたい?」の質問に天衣無縫な答えが返ってくる。
「大きくなったら、何になりたい?」と聞くと、たいていの男の子は「仮面ライダーアギト」「ウルトラマンコスモス」「ガオレンジャー」「琉神マブヤー」「妖怪ウォッチ」などを挙げる。
年長児になると「消防車」「パトカー」「パワーシャベルのおじさん」などと現実的になる。女の子は「お花屋さん」「ケーキ屋さん」「どれみちゃん」「セーラームーン」が定番だったが、最近では「ネイリスト(マニキュアリスト)」とか「プリキュア」「プリンセス」などと言う子が出てきた。
中には奇抜な返事をする子もいる。
「大きくなったら、何になりたい?」
「神様……」
うしろから母親曰く
「この子、神様は、死なないと思っているんです」
別の三歳の男の子に
「大きくなったら、何になりたい?」
と聞くと、指を四本出した。母親曰く
「四歳になると言っています」
「じゃ、もっと大きくなったら」
「怪獣……」
母親「何でもパクパク食べれるからと思っているんです」
子どもたちの胸に聴診器を当てながら、彼ら、彼女らと交わす会話は楽しい。