(※画像はイメージです/PIXTA)

これから投資信託での運用を開始しようと思っている初心者の方が、まず参考にすることが多い「人気ランキング」。便利ですが、下調べなしに「人気ランキング」を過信してしまうと、失敗に繋がりかねません。本記事では人気ランキングの注意点や、初心者が陥りやすい失敗例などを体系的に紹介していきます。

初心者が「投資信託選び」で失敗しないためには

次に人気ランキング以外に、初心者の方が投資信託選びで失敗しないために気を付けたいポイントを何点か説明したいと思います。

 

・商品内容の分析をしっかり行う

まずは最も基本的なことになりますが、商品内容をしっかりと分析するのが重要です。商品によっては、投資対象などの違いもさることながら、リスクやコストの大小など様々な違いが存在します。

 

過去の運用成績なども含めて、現在は様々なデータが開示されていますので、しっかりと見てから運用を開始することが重要です。

 

初心者の方でどれを選んでよいか分かりづらいという方は、過去の運用成績が比較的長いものを選択して、且つリスクがあまり高くないものからスタートするのが無難な選択といえそうです。

 

・ひとつの銘柄に集中投資をしない

こちらも投資信託に限らず非常に重要な考え方です。運用の世界では、しっかりとした分析を行い、過去の成績や運用内容、コストなど、どれをとっても非常に良い内容という商品が、その後運用成績が奮わずということはしばしば起こります。

 

当然のことながら、一つの良い商品を選ぶということは非常に重要ですが、ほれ込み過ぎて一つの商品に自分の運用を依存してしまうのも問題です。

 

やはりある程度の商品に分散投資を行うことが良いといえそうですが、その場合、商品同士の組み合わせの相性なども重要になってくるので、一筋縄でいかない部分かもしれません。

 

・長期投資で運用を行う

初心者の方が陥ってしまうポイントとしてもう1点あげておきます。初めての資産運用に関しては収支が気になりすぎて、短期での投資になってしまうことが多いということです。

 

長期投資を前提に資産運用を始めた方でも、収支がプラスの状況であれば「利益を確定した方が良いのか」、マイナスの状況であれば「諦めて損切りをした方が良いのか」という心の雑音が必ず邪魔をするものです。

 

この心の雑音は運用経験が長い方であっても消えないものですが、特に初心者の方はある意味で運用を放置するくらいの心構えが必要です。

 

 

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