外壁塗装で「相場を超える高額工事になってしまう家」の特徴 (※写真はイメージです/PIXTA)

外壁塗装にはいくらかかるのか? 明確に出すことは難しいものの、平均的な30坪の一戸建ての場合、70万~100万円ほどが目安と言われます(30坪=床面積を合計した坪数「延坪」の数値。平屋なら30坪、2階建てなら15坪です)。壁塗装の費用に大きな影響を及ぼす要素を解説します。

【期間限定/参加特典付】
医師だけしか買えない「不動産投資物件」ご紹介WEBセミナー 

フロアが1階分増えれば、費用は約10万円アップ

<建物は何階建てか>

塗装面積が広ければ広いほど、より多くの費用が必要になりますが、面積が広くなる要因はどこにあるでしょうか。もっとも分かりやすいのは、坪数の大きさです。10坪増えるごとに、塗装面積はおおよそ40m2増える計算になります(【⇒画像を見る:「坪数と相場の関係」一覧表】)。

 

このほかの主な要因に、階数の違いがあります。延坪で見ると同じ坪数の住宅でも、階数が違うと費用が変わるのです。例えば延坪30坪の住宅では、塗装面積とおおよその費用にどれくらいの差が出るでしょうか。

 

●1階建てなら塗装面積は約90m2で相場は約40万円

●2階建てなら塗装面積は約115m2で相場は約50万円

●3階建てなら塗装面積は約140m2で相場は約60万円

 

階数が1階増えるごとに、費用が10万円ほど増えることが分かります。階層と階層の間には天井と床が入るため、その分、外壁面積が増えるのです。また、住宅は必ずしも正方形の平坦な土地に建てられているわけではありません。土地が三角形に近かったり、斜面だったりすることもあります。このような場合も、同じ延坪の費用相場より金額が増減することはよくあります。

すぐ塗り替える羽目に…「安い塗料」のほうが高くつく

<塗料のグレード>

外壁塗装を考えるとき、最もこだわりたいのが塗料です。塗料には耐用年数の違いがあり、品質を保てる期間の長さによってグレード分けされています。グレードが高い塗料ほど耐用年数が長く、費用も高くなります。選ぶ塗料によって費用相場が大きく変わるのはこのためです(【⇒画像を見る:塗料のグレードと費用相場】)。

 

一般的に外壁の塗り替えに適した時期は10年ごととされますが、これはよく使用されているシリコン塗料やラジカル塗料を使用した場合を想定しています。最もグレードが低いアクリル塗料だと長くて3年ほどしかもたないので、一見すると安くてお得な塗料に見えるかもしれませんが、結果的には塗り替えの回数が増えて高くついてしまうことが多いです。

 

外壁塗装に使用する塗料なら、費用が手頃で耐用年数が10年以上あるシリコン塗料やラジカル塗料が適しています。塗料選びは外壁塗装の楽しみの1つでもあります。理想を叶えられる塗料をじっくりと検討してください。

株式会社ドアーズ 取締役社長 外壁診断士、外壁アドバイザー

1972年生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業。専攻はセメントやセラミックスなどの無機化学。

株式会社ドアーズは外壁塗装専門サイト「外壁塗装の窓口」の運営会社。「外壁塗装の窓口」は、これまで40万人以上の方が利用している国内最大級のマッチングプラットフォームサービスを提供する外壁塗装に特化した無料相談サイトで、外壁塗装を検討中の多くの方々に、外壁塗装の正しい工程や適正価格診断などの情報を提供し、厳選した優良施工店の紹介などを行っている。

●外壁塗装の窓口:https://gaiheki.support/

著者紹介

連載スゴ腕の外壁診断士が解説!失敗しない「住宅メンテナンス」の秘訣

※本連載は、輿石雅志氏の著書『マイホームの外壁塗装 完全成功読本』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

マイホームの外壁塗装 完全成功読本

マイホームの外壁塗装 完全成功読本

輿石 雅志

幻冬舎メディアコンサルティング

【スゴ腕の外壁診断士による「住宅メンテナンス」の必読書!】 一生に一度の買い物と呼ばれるマイホーム――。 しかし、マイホームを健康に保ち、寿命を延ばすためには、人間の身体と同じように定期的な点検とメンテナン…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧