実は怖い「ひざの症状」をセルフチェック…即受診のサインは? (※写真はイメージです/PIXTA)

「ひざの痛み」を侮ったり、年齢のせいと放置してはいけません。ひざ痛を生じる病気はいくつかありますが、最も多いのは、ひざの軟骨がすり減って関節が変形する「変形性膝関節症」。進行すれば歩行困難になり、寝たきりの生活を余儀なくされる恐れもある恐ろしい病気です。寝たきりリスクを減らすためにチェックしておきたい、「変形性膝関節症」の諸症状を見ていきましょう。

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「ひざがおかしい…」は即受診すべきサイン

変形性膝関節症は、関節軟骨がすり減っていく度合いと症状から初期・進行期・末期の3段階に分類されます。初期の状態ではひざのこわばり程度しか感じませんので、特に気に留めることはなく忘れてしまうことが多いようです。あとで振り返ると、「そういえば…」と気づくこともありますが、特に意識せずに過ぎてしまうことが少なくありません。

 

その後、ゆっくりと病状が進行していき、何年か経って明らかな症状が現れて初めて受診するケースがほとんどです。

 

逆にいえば、ひざに違和感をもった初期の段階で発見し、適切な治療を受けることでひざ寿命を延ばせるともいえます。「ひざがおかしい」と感じたときには、整形外科専門医を受診することをお勧めします。

 

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ひざの「こわばり」や「違和感」は初期症状の疑い

〈初期の状態〉

軟骨がすり減り始め、昔と比べてひざが伸びにくい、曲がりにくいという膝関節の可動域の制限や、ひざに力が入りにくいといった筋力低下を感じることがあります。

 

[図表1]初期の変形性膝関節症

 

可動域とは関節の構造から動かせる範囲のことで、すべての関節には限界があります。膝関節の場合は、まっすぐ伸ばした状態を0度すると、正座などのひざを深く曲げ切ったときの角度である150~155度までが限界です。変形性膝関節症になると、この可動域がどんどん狭くなっていきます。

 

日常動作では、歩いたり立ち上がったりと、ひざに力がかかる動きをするとひざに違和感があったり、痛みを感じることがあります。しかし、すぐに治まるので気にする人は少なく、見過ごしてしまいがちです。

 

⇒主な症状:朝起きたときにひざがこわばる、歩き始めが痛い、正座すると違和感があるなど。

 

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「階段が辛い」「ひざが重くてだるい」は進行期

〈進行期の状態〉

軟骨のすり減りが進み、削り取れた軟骨のかけらが滑膜を刺激して炎症が起こります。そのため、はっきりとした痛みを自覚し、初期の頃とは違って痛みが強かったり、ちょっと休んでも痛みが治まらないようになります。また、ひざが腫れたり熱をもったり、軟骨の表面に凹凸ができて摩擦が大きくなるので歩くと関節がきしむような音がしたりします。

 

[図表2]進行期の変形性膝関節症

 

炎症がひどいときは、ひざに水が溜まることもあります。これが痛みの直接の原因ではありませんが、ひざが重だるく感じる場合もあります。

 

関節の隙間も狭くなって変形し、O脚やX脚の状態になることで、見た目にも変形性膝関節症と分かるようになってきます。日本人の場合はO脚になる傾向があり、軟骨の内側からすり減りが進むケースが多く見られます。膝関節の可動域の制限と筋力低下も進行し、ひざが完全に伸びなくなったり、立ち上がるときに難儀したりします。この時期にはひざが外側にぶれるような歩行の現象が見られることもあります。

 

⇒主な症状:階段の上り下りが痛い、足の曲げ伸ばしがつらい、ひざに水が溜まるなど。

 

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末期になると「じっとしても痛い」…日常生活が困難に

〈末期の状態〉

軟骨がほとんどすり減ってなくなり、関節の隙間がレントゲン上で見られなくなります。そのため、上下の骨がぶつかり、すり減ることで強い痛みを感じます。

 

[図表3]末期の変形性膝関節症

 

軟骨には再生能力がありませんが、骨には再生能力があるのですり減った骨を再生しようとします。しかし、上からは常に荷重がかかっていますから同じ部分で復元することができず、横にはみ出す形で骨がとげのように増殖してしまいます。これを骨棘と呼びます。この骨棘が滑膜を刺激し、痛みがいっそう強くなります。この時期になると、ひざに水が溜まらなくなる人もいます。

 

膝関節の可動域の制限がさらに進行し、ひざをほとんど動かせなくなり、日常動作の大半ができなくなります。この状態になると、半月板や靭帯が損傷しているケースも少なくありません。そのため、歩く際には杖が必要になることもあります。

 

また、外出をしなくなり、家にこもっていることで気持ちが落ち込み、うつ状態になりがちです。高齢者の場合は、外界からの刺激が少なくなるために認知症を発症するケースも見られます。

 

⇒主な症状:平地の歩行も痛い、じっとしていても痛い、痛みで眠れないなど。

 

変形性膝関節症は、このような経過をたどって進行していきます。日常生活に支障が生じる前に医療機関を受診することが重要です。

 

 

松田 芳和

まつだ整形外科クリニック 院長

 

 

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まつだ整形外科クリニック 院長 

1994年、富山医科薬科大学(現富山大学)の医学部卒業。アメリカでの研修・留学を経験。

2006年には膝専門医が選ばれるJohn. Insallトラベリングフェローに、アジア・環太平洋代表として選出(当時日本人として2人目、世界では毎年4名)。

2007年には日本整形外科学会代表としても選出される(毎年1名)。

2010年に医療法人社団nagomi会を設立し、当法人の理事長を務めるとともに、日本整形外科学会専門医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本医師ジョガーズ連盟所属ランニングドクター、埼玉県ラグビー協会メディカル委員、一般社団法人健康スポーツ研究会会長など多くの役職に就く。

2020年からは城西大学薬学部客員教授に就任。国内外の学会発表、論文多数あり。

著者紹介

連載ひざ革命~最期まで元気な歩行を可能にする再生医療

※本連載は、松田芳和氏の著書『ひざ革命』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

ひざ革命 最期まで元気な歩行を可能にする再生医療

ひざ革命 最期まで元気な歩行を可能にする再生医療

松田 芳和

幻冬舎メディアコンサルティング

ひざ痛の予防から再生医療まで。 人生100年時代を豊かに生きるための「ひざ寿命」の延ばし方を徹底解説。 昨今、「健康寿命」の重要性が問われています。 人生100年時代といわれて久しいですが、その生活の質を左右す…

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