(※画像はイメージです/PIXTA)

リフォーム・リノベーションは業者との打ち合わせを進めていくうちに、最初の見積もりの内容と大きく変わっていくものです。使い勝手などをイメージして、仕様を決めなければ、あとで後悔することになります。本記事では、株式会社ワンダフル代表の寺田勤江氏の著書『女性目線のおうち改造 夢を叶える満足リフォーム』(かざひの文庫)より一部を抜粋・編集して、リフォーム・リノベーションで、工事が始まる前に確認すべきポイントを紹介します。

リフォーム・リノベーションにかかる「期間の目安」

工事期間は、工事の規模や方法によって大きく違います。

 

例えば、部分的なリフォームの場合。トイレのリフォームなら1日、キッチンの交換では、広く内装が絡んでくるケースが多いので1週間ほど、ユニットバスの交換は3日くらいが一般的です。

 

リフォームやリノベーションになれば、打ち合わせから考えると最低3ヵ月、フルリノベーションなら半年かかるつもりで、余裕をもってスケジュールを組みましょう。

 

賃貸住宅から念願のマイホームという流れの場合、現在の住宅の更新月に合わせて工事を依頼される方が多いですが、「そんなに長くかかると思っていなかった! 更新月を跨いでしまう!」と慌てるケースに遭遇したことも何度かあります。

 

短い工期で済ませる「突貫工事」というものもありますが、後悔が残ってしまうことが多いようですので、計画は念入りにするのが吉。どうしてもという場合は、工事の途中での引越しも工程の組み方によっては可能です。建築屋さんに相談してみましょう。

リフォーム・リノベーションに「欠かせない意識」

私が常にお客様にお話しするのは、「リフォームやリノベは、一緒になって造るという共同作業ですよ!」ということ。中には建築屋さんに丸投げのお客様もいらっしゃるのですが、人生で何度も味わえないイベントなのですから、もったいない!

 

自分で選択したものには愛着の湧き方が違います。そして、完成した時に味わえる感動が違うのです。「自分の好みがわからない、どれがいいのか決められない」というお客様も、打ち合わせを重ねていくうちに自分の好みがだんだんとわかってくるものです。

 

一緒に造るという意識を持ったお客様の案件は、やはりこちらも「いいものを造りたい!」という心構えにつながります。打ち合わせは大変ですが、皆さま、だんだんと目の輝きが変わってくるんです。具体的なイメージが湧いてくると、楽しくてしかたがないといった言葉まで出てくるほど。

 

そんな時、私は「絶対に願いを叶えなければ…」という覚悟があらためて生まれてくるのです。一言で言い表すのならば、同志といった感覚なんです。

 

 

寺田 勤江

株式会社ワンダフル代表

二級建築士・公認インテリアコーディネーター

 

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