(※画像はイメージです/PIXTA)

いざ投資信託を始めようと思っても、つみたてNISAやiDeCoなど、「種類が多すぎてどのように選んだらいいのかわからない」と考える方は少なくありません。投資信託を取り巻く現状です。本記事では、投資信託のメリット・デメリットや、初心者におすすめの選び方を紹介していきます。

初心者におすすめなファンドの選び方は?

ここからは初心者のおすすめの選び方をお伝えしていきます。

 

まずは購入方法によって変わります。購入方法については、大きく分けると2つの方法があります。

 

一つはまとまった資金を一括で投資する「一括投資」、もう一つは月々などに分散して定額購入する「積立投資」です。まずは積立投資から紹介すると、これに関しては株式型のファンドを活用するのをおすすめします。

 

「ドルコスト平均法」という言葉をご存じの方も多いかもしれませんが、毎月定額で購入していくことは時間分散の効果があり、リスクを抑制することに繋がります。詳細はここでは割愛しますが、市場の大きな下落が起こったとしても、その際は多くの口数(量)を購入することが、将来上昇した際の大きなリターンの礎になります。

 

株式は、将来に上昇は見込めるが短期的に下落する資産であるという点で、この投資法と非常に相性がいいといえます。また、どういった株式に投資をしたらよいかよくわからないという方は、とりあえず「全世界型」という世界の株式にまんべんなく投資をしているタイプを選択するのが良いでしょう。

 

次に「一括投資」におすすめの選び方を紹介します。こちらについては、上記の積立投資は異なり、「いかにリスクを抑制できるか」というのがポイントになってきます。

 

先程も述べた通りで、ご自身の資産のなかでまとまった資金を一括で投資をするというのは中々勇気がいる投資法です。市場には数年に一度必ずといっていいほど、大きな下落が起こります。

 

その際に購入した商品が一度でも大きな下落を受けてしまうことで、精神的なストレスを受けてしまうのはもちろんのこと、投資効率を大きく下げてしまうことにもつながります。

 

ではどうやって「リスクを抑えた投資信託」を選べばよいか。

 

最近では、色々な情報媒体で投資信託の実績が開示されております。そのなかで成績(リターン)だけでなく、リスクも記載されておりますので、しっかりとチェックをしましょう。リターンだけに目をやってしまうと、一括投資の場合にはご自身の投資計画を大きく狂わせてしまうことになってしますので、注意が必要です。

 

まとめると、初心者の方が投資信託を選んでいく際、積立投資については長期間継続可能な金額で全世界型の株式で運用、一括投資についてはリスクをしっかりとコントロールしている投資信託を活用していくのがよいかと思います。

 

 

 

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