「アクティブファンド特集」を見る
期待される債券市場の正常化
社内外の投資のプロをお招きし、今のマーケットを語り合う『Pictet
Market Lounge』。第56回はピクテ投信投資顧問株式会社運用商品共同本部長・石原豪氏との対談です。
萩野:ピクテ・マーケットラウンジへようこそ。本日は弊社の運用商品共同本部長、石原との対談です。石原さん、よろしくお願いします。
石原:よろしくお願いします。
萩野:石原さんは債権の経験が長いからね。どれくらいやってるのかな?
石原:もう約30年になります。円債、外債含め。
萩野:グローバル、クレジット、エマージン…あるいは流動性のないものも含めて?
石原:はい。
萩野:6月15、16日にFOMCが開かれて、そのあとのマーケット…債権市場がかなり面白い動きになったと思うので、そういった点も含めてお話していければと思います。まずどこから行きましょうか、10年債の変動利付含めた予想、CPIグロスレートというか物価上昇率、そこのところが5月くらいから変わってきてるよね。そのあたりをぜひ説明してくれるとありがたいです。
石原:わかりました。5月に4月分CPI、6月に5月分CPIが発表され、数字だけを見ると両月ともかなり高くなっていた、というところになります。5月に発表された4月分はヘッドラインで4.2%、コアで3%。6月に発表された5月分はヘッドラインで5%、コアで3.8%といったところで、予想よりも若干上振れした形にはなってたのかな、と。ただ、かなりCPIが高かったにもかかわらず…
続きはこちら ↓
<今回のトピック>
●債券利回りから鑑みる予想物価上昇率
●物価上昇率5月がピークと考える背景は?
●今後注視すべきポイント
●緩やかに低下する長期金利、なぜ?
●イールドカーブ(利回り曲線)はフラット化へ
●米国ハイイールド債券市場の見通し
●【コベナンツ】社債などの取り組み(組成)にあたり、契約内容に記載する一定の特約条項
●溜まるマグマ…
●2013年バーナンキ・ショック時との違い
●債券市場にもコロナの影響
●米国投資適格社債市場の見通し
●債券のプロは今「債券を買いますか?」
●新興国債券市場の見通し
●高まる“売られるリスク”
●米国債のバリュエーションは割高な水準
●債券市場参加者は“デフレ”を好む
●まとめ
【動画/“ディスインフレ”を好む債券市場】
(2021年7月2日)
萩野 琢英
ピクテ投信投資顧問株式会社 代表取締役社長
石原 豪
ピクテ投信投資顧問株式会社 運用商品共同本部長
日本経済の行方、米国株式市場、新NISA、オルタナティブ投資…
圧倒的知識で各専門家が解説!カメハメハ倶楽部の資産運用セミナー
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【11/6開催】不動産オーナーなら
知っておきたい「輸入高級家具」の世界
【11/7開催】オルカン、S&P500…
「新NISA」の最適な投資対象とは
金融資産1億円以上の方だからできる活用法
【11/7開催】GAFAM+Nは終わる?
米テクノロジー産業の見通し
2025年に向けた「米国経済・株式市場」
と「米国株」運用術