「マニュアルを超えた人材」が育つ環境かチェックする
介護サービスを画一的に、マニュアルどおりに行おうとすれば間違いなく壁にぶちあたります。
介護の対象となる人たちには、皆それぞれ違った介護のニーズがあります。Aさん、Bさん、Cさん……というように入居者が100人いたら、100通りのサービスを提供しなければなりません。
またマニュアルどおりのサービスだけでは、人に感動を与えることはできません。立派なマニュアルを作り細かなサービスを数多く行っても、そのマニュアル以上のサービスは実現できません。提供するサービスは、あくまでもマニュアルの範囲内のレベルにとどまってしまいます。
すべての入居者先生に感動を与えようとするならば、マニュアルを超えた利用者先生やその家族に響くサービスが求められるのです。そして、マニュアル以上の感動と入居者の満足を目指すのであれば、一人ひとりのスタッフの人間力をさらに磨いていかなければなりません。
そのためには、介護職としての相応の経験と歳月が必要になります。ホテルマンも、マニュアル以上のサービスができるようになるまでには、最低でも3年はかかるといわれています、まさに「石の上にも3年」です。介護サービスもまったく同じです。
介護福祉士の資格を取ったからといって、それだけですぐに最高のサービスができるようになるわけではありません。資格を取ったうえで、「どうしたら入居者先生に感動と満足感を与えられるのか」をひたむきに考え、さらに経験を積み上げながら、自分なりに研鑽していくことが大切です。
そうしたマニュアルを超えた人材づくりの取り組みを行っているかどうかにも、着目してみるとよいかもしれません。
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