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6月FOMC後の市場は過剰反応
萩野:ピクテ・マーケットラウンジへようこそ。PICTET投信投資顧問の萩野です。本日は弊社のシニアフェロー、市川眞一との対談です。それでは市川さん、よろしくお願いします。
市川:よろしくお願いします。
萩野:今回の収録日は6月22日。6月のFOMCが開かれたのは先週15、16日でしたね。
市川:15、16日でしたね。
萩野:そうですよね。その後のパウエルさんの会見を受けて、マーケットが結構動きましたけど、市川さんはこれをどう見ていますか?
市川:そうですね、市場はちょっと過剰反応だったのではないかと思います。実際、今回のFOMCでは政策の変化はなかったわけで…。話題となったのが、いま萩野さんがおっしゃったようなジョン・パウエル議長の会見と、いわゆる「ドット・チャート」というやつです。FOMCに参加している18名の経済見通しが示される中で、2021年内いっぱいに関してはゼロ金利を維持と。ただし2022年に関しては、3月と比べると、利上げがあるのではないか?と推定する方が増えて、さらに23年になると、その推定が過半数を超えていたということで…。すぐに利上げの波がやってくるというようなイメージになりましたけれども、ただ実際…
続きは【動画】へ ↓
<今回のトピック>
●6月FOMC後の市場は過剰反応
●パウエルFRB議長の難しい立ち居地
●市場の“迷い”が伺える
●インフレの記憶…?
●インフレを感じ始めたこの頃
●“賃金”の上昇が鍵を握る
●インフレが日本に恩恵をもたらす兆候
●インフレを“イメージトレーニング”する
●気をつけるべきこととは
●世界に目を向ける事が求められる時代に
●まとめ
【動画/FRBはむしろ“ハト派”市場の過剰反応】
(2021年6月25日)
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『FRBはむしろ“ハト派”市場の過剰反応』を参照)。
萩野 琢英
ピクテ投信投資顧問株式会社 代表取締役社長
市川 眞一
ピクテ投信投資顧問株式会社 シニアフェロー
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