壊れた部分から交換していくとチグハグな部屋に・・・
家主さんも、もしかしたらやっていませんか? 今回からは、象徴的な無駄金リフォームを5つのパターンでご紹介いたします。
①無駄金リフォームその壱 <ツギハギリフォーム>
壊れた部分を補修するのは良いのですが、ツギハギをするように交換をしてしまうと、全くチグハグなお部屋となってしまいます。せっかく新しくしても、反対に古い物件であるという印象を与えかねません。
極端に言うと、どうせなら他の部分も一緒に交換してリフォームした方が、2回に分けて工事するよりも安くなるでしょうし、何より内見者の印象が180度違ってきます。
古い設備を新しくすればいいというわけではない
②無駄金リフォームその弐 <おNEWリフォーム>
古くなったものをとにかく新しくすれば良い、古い設備を今の物に新しくすれば良いと考えて施工したリフォーム。
家主さんからすれば、お金もかけているし、以前の状態からすれば飛躍的に良くなったように感じるのですが、借主からすれば、バランスの悪い、違和感を感じる設備やお部屋の状態になってしまっています。
例えば、お風呂のバランス釜の言葉さえ知らない借主が増えているにもかかわらず、「バランスシャワーつけました」と言っても、何のアピールにもなりません。
次回も引き続き、無駄金リフォームの実例を見ていきましょう。