大家の仕事はリフォームではなく「経営」
③無駄金リフォームその参 <ガテン系リフォーム>
よくあるパターンなのですが、いつも頼んでいる親しい職人さんがいる、職人さんに直接発注しているから安い、というような家主さんがいらっしゃいます。しかし、腕は良くても入居者ニーズがどこかに行ってしまっては意味がありません。
部屋を決めるために行うリフォームが、部屋が決まりにくくなるようになってしまっている部屋も存在します。
④無駄金リフォームその肆 <ジコマンリフォーム>
家主さんの間で、DIY、自分でリフォームをしようという動きが増えているようです。もちろんそれは悪いことではないのですが、余程のセンスと技量がないと、とんでもないことになってしまいます。
家主さんが本来しなければいけないのは、リフォームではなく経営です。自分でリフォームすることがNGとは言いませんが、専門のことは専門家に任せて、家主業、賃貸経営の戦略を考えることが重要です。
「お金をかければ良い」というわけではない
⑤無駄金リフォームその伍 <やりすぎリフォーム>
最近流行りのリノベーションでよく見かけられるのですが、一回目のリノベーションをするときに、お洒落に豪華にと気合が入りすぎて、費用対効果がどこかに行ってしまっているリフォームがあります。
以上、現場でよく見る「無駄金リフォーム&無駄金リノベーション」の象徴的なものを紹介しました。自分の物件と比べて同じようなことになってしまっていたら、注意が必要です。
では、次回からはリフォームが無駄金にならないようにするために、どうすれば良いのかを一緒に考えていきたいと思います。