米国株には、高利回りのものや、長期にわたって増配しているものなど、魅力的な銘柄が多くあります。また、日本人にもなじみのある企業が多く、銘柄が選びやすいのもメリットです。日本株の現状と比較しながら、米国株投資の魅力を紹介します。※本連載では、マネー誌への執筆を中心に活躍するライター・安恒理氏の著書、『はじめての米国株1年生』(明日香出版社)から一部を抜粋し、米国株投資の魅力や基礎知識、取引をする上での注意点について解説します。

ウォーレン・バフェット氏に見る「富豪への道」

株式投資に疎い方でもウォーレン・バフェットという名を聞いたことがあるのではないでしょうか。米国株に投資をおこない、世界有数の財産を築いた人物です。2020年はコロナ禍による株式市場の低迷で資産がやや目減りし、世界4位(フォーブス長者番付)となりましたが、長年ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)についで世界第2位の地位を死守していました。

 

氏は1930年、アメリカ・ネブラスカ州オマハ生まれですが、生家は雑貨店です。とくに裕福な家に生まれたわけではないのですが、米国株投資でそれこそアメリカン・ドリームを実現させたのです。

 

 

一般人が大富豪に上りつめるには、企業を創業・上場させるか、世紀の大発明をして特許を取るか、または株式投資で成功を収めるか、手段は限られます。

 

株式投資はそのなかでももっとも一般人が手を出しやすい方法といえるでしょう。

 

もちろん世界有数の富豪を目指すなどといった大それた(?)野望を抱かずとも、人生を少しでも豊かにする手段として考えれば、株式投資はきっとあなたに価値をもたしてくれるでしょう。

 

ちなみに、ウォーレン・バフェットと親しかった日本人に株式評論家の故・三原淳雄氏がいます。氏は生前、バフェットの投資術に関する書籍の著書や訳本を多数出版し、筆者自身三原氏に懇意にしていただきました。筆者は三原氏を勝手に師匠と仰いでいて、勝手ながら弟子の末席を汚していると自負しています。

 

 

安恒 理
オフィスミックスナッツ代表
現代ビジネス兵法研究会

 

※本記事は特定の銘柄の取引を推奨するものではありません。また、売買による損失について、執筆者、出版社は一切その責を負いません。投資はご自分の判断でお願いします。

 

 

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