米国株取引では、株の売買単位や取引時間のほか、米国以外の企業への投資を可能にするADRという金融商品など、知っておくべきポイントが複数あります。マネー誌への執筆を中心に活躍するライター・安恒理氏が平易に解説します。※本記事は、『はじめての米国株1年生』(明日香出版社)から一部を抜粋・再編集したものです。

日本株と違うのが「売買単位」「ティッカーシンボル」

米国株が日本株と大きく違うのが「売買単位」です。

 

日本株は最低売買単位が100株となっていますが、米国株は1株から購入できるようになっています。そのため比較的低予算で購入できる銘柄が多くそろっているのです。

 

 

銘柄の注文は、銘柄名を入力するか、ティッカーシンボル(以下、ティッカー)で入力すると便利です。ティッカーとは、銘柄名を短縮したアルファベット表記です(下記図表参照)。

 

日本の上場企業に割り振られている4ケタの数字、証券コードに相当します(会社ごとの背番号のようなものと思ってください)。

 

注文方法は「成行注文」と「指値注文」の2種類

注文方法には大きく分けて「成行(なりゆき)注文」と「指値(さしね)注文」の2つがあります。

 

成行注文は、注文時点での価格で売買します。ただし注文した時点から約定(やくじょう)するまでわずかなタイムラグがあるため、注文時の価格で売買できるとは限りません。

 

 

これに対し、指値注文は価格を指定した上で注文を出します。買いのときであれば、その指定した価格以上の値段で注文が成立することはありません※1

 

※1 たとえば株価が101ドルの銘柄を100ドルの指値で注文したとしましょう。この場合は、株価が100ドル以下にならない限り買いは成立しません。

 

 

確実に購入したいのであれば、成行注文、高値で購入したくなければ指値注文で注文します。

 

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