30年で10倍!「米国株」の価格上昇がこの先も期待できるワケ

資産形成の選択肢として、外国株への投資を検討している方は多いでしょう。なかでも米国株はこの30年で10倍になっているほか、米国企業の業績や人口動態などを考察しても、今後の上昇は手堅いと考えられます。米国株の魅力を検証します。※本連載は『はじめての米国株1年生』(明日香出版社、安恒理著)から一部を抜粋・再編集したものです。

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数々の下落相場を乗り越え、いまなお高値を更新中

米国株の魅力はどこにあるのでしょうか。まずはこの点を説明したいと思います。

 

図表1のチャートを見てください。これは1991年以来の日米の株価を比較したものです。アメリカはダウ平均株価※1、日本は日経平均株価※2です。

 

※1 「ダウ平均株価」とは米国の代表的な株価指数で、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出している。「ダウ工業株30種平均」を指し、米国を代表する30社で構成される。

※2 「日経平均株価」は「日経平均」や「日経225」ともよばれ、日本を代表する225社で構成される指数。日本経済新聞社が算出している。

 

これを見ると、米国株は10倍強の上昇を遂げている一方で、日本株はわずか20%ほどの上昇にとどまります。

 

とりわけ日本株はバブル経済時(1989年)のピークの高値をいまだに更新できていませんが、アメリカ株は数々の下落場面がありながらも、その都度乗り越え高値を更新し続けてきました。

 

[図表1]約30年で米国株は10倍になった

 

古くは1930年台初頭の世界恐慌、1987年のブラック・マンデー、2008年のリーマン・ショックなどで大きく値を崩した場面がありましたが、あとから振り返るとこれらは一時的な調整局面でしかありませんでした。

 

(NYダウ、週間ベース)
[図表2]数々の株価急落局面を乗り越えてきた (NYダウ、週間ベース)

 

「過去に株価が上がり続けたからといって、これからも株価が上がり続けるとは限らない」と思う方もいるでしょう。

 

しかしアメリカ経済は、今後も世界第一位の座を確保し続け、株価は高値を更新し続けることが予測されます。その理由を次に説明しましょう。

 

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オフィスミックスナッツ代表
現代ビジネス兵法研究会 

1959年、福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部国文学科卒業。出版社に勤務。月刊誌の編集に携わった後、ライターとして独立。マネー誌への執筆を中心に、投資、ビジネス、歴史、スポーツ、サブカルチャーなど幅広い分野で執筆活動を行う。主な著書に『いちばんカンタン!株の超入門書』、『いちばんカンタン!FXの超入門書』(高橋書店)、『図でわかる株のチャート入門』(フォレスト出版)、『「孫子兵法」のことがマンガで3時間でマスターできる本』(共著、明日香出版社)ほか多数。

著者紹介

連載投資初心者のための「米国株投資」のキホン

はじめての米国株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本

はじめての米国株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本

安恒 理

明日香出版社

この10年で進んだIT化の影響で、気づけば私たちの生活は明けても暮れても米国企業にどっぷり染まった生活になりました。 スマートフォンやパソコンはもちろん、ネットの買い物や街のカフェ・ファーストフード、調べ物の検索…

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