元気は笑いから!笑える機会を進んでつくる
【50代から枯れる人=笑わない】
私は子供の頃、「笑い上戸(じょうご)」でした。
一度笑い出すと止まらなくなるヤバイ気質がありました。
給食の時に私がふざけて言った言葉に目の前の友人が反応して、牛乳を吹き出しそうになるのを必死にこらえていました。
しばらくすると彼はおもむろに首をかしげて、鼻から牛乳を垂らしだしたのです。
その光景をみて、私はそれからというもの、ずっと笑いがとまらなくなってしまい、最後は「ヒーヒー」言いながらの泣き笑いになっていました。
それこそ「笑いすぎてお腹痛い!」状態です。
そんなことも懐かしい思い出ですが、大人になるとそう腹を抱えて笑う機会がめっきり少なくなります。
会社では朝から晩まで仕事に追われ、気がつけば今日一日、一度も笑ってなかったという日もあります。
これでは顔の表情筋も老化、退化し、気持ちも落ち込んでしまいます。
そうならないために、自ら進んで笑える「お笑い道場」をつくりましょう。
長年、一緒に仕事をしているS女史は本当にユーモアの塊で、話す端々に笑いの種がまかれていて、こちらのユーモア遺伝子に火がつけられます。
「私は一度も“キレイになったね”って言われたことがない。なぜなら元からキレイだから」
「いいシップがあります。バカなリーダーに疲れた時に貼るのがリーダーシップ、友情に疲れた時に貼るのがフレンドシップ、妻や旦那にほとほと嫌気がした時に貼るのがパートナーシップ」
気がつけば大笑いしながら、「あ、もう行かなくちゃ」という時間になっていることが多いです。
まさに「お笑いの宝石箱や〜」とスッキリして帰ります。
やっぱり、元気の神は「笑い」に宿っています。