外壁塗装の資金計画…事前に確認すべき3つのポイント
外壁塗装の費用について、細かく確認しておきましょう。
外壁塗装の予算感は人それぞれです。
各家庭の家計事情が影響しますし、「細かくチェックしたい」と言う人がいれば「お任せ」と言う人もいます。
どんな仕上がりを求めるかによっても変わります。「必要最低限の塗り直しをしたい」と言う人もいれば、「デザインや機能にこだわった家に変えたい」と言う人もいます。
どちらが正解というわけではありません。
重要なのは、予算感に合った業者を選ぶこと。予算について事前にきちんと話し合っておくこと。そして、外壁塗装の費用をあらかじめ貯めておくことです。
外壁塗装の費用は一概にいくらとはいえませんが、予算の目安はだいたい80万円~100万円です。
当然、外壁のひびや雨漏りなどが見つかった場合は修理工事のお金がかかります。塗料も個々に値段が違いますので、高性能な塗料を使えばその分だけ総額も高くなります。
100万円はまとまった金額ですし、預金から出すにしても家計負担が大きいため、工事について考える際、業者選びやデザインを考えることなどと並行して、資金の準備も始めるのがよいでしょう。
例えば、10年に1度のペースで100万円の外壁塗装をするのであれば、月々1万円弱ずつ余裕をもって貯めていけば10年後に工事費用が準備できます。5年後に工事するなら月々2万円弱、3年後なら3万円弱ずつ貯めていく計算になります。
相談に来る人たちを見ていると、外壁塗装のためにコツコツ貯金している人は少数派です。急な雨漏りで修理費用が必要になり、家計の大きな負担になっているケースもありますし、資金不足が原因で工事を先送りする人もいます。
そのような状態を避けるために、資金計画は着々と進めていくことが大事です。
また、リフォーム資金を貯めている人もいますが、その多くは、トイレ、浴室、キッチンなどのリフォームを想定しています。
これらは毎日のように使いますし、リフォームしたときの様子も想像しやすいため、「いずれリフォームしよう」と考えて資金を貯める人が多いのです。
一方、外壁や屋根は普段の生活のなかであまり意識することがないため、資金準備が遅れがちになります。しかし、生活への影響で見るとどうでしょうか。少々古いキッチンを使う分にはそれほど支障はありません。
外壁塗装を放置すると雨漏りの原因になりますし、躯体が腐食すると家そのものが傷みます。そう考えると、外壁塗装の費用は、建物を守るという点でも生活を守るという点でも欠かすことができない費用といえるでしょう。
資金準備をしていない人は、さっそく検討してみてください。
トイレやキッチンなどのリフォーム資金を貯めている人は、優先順位や必要性を考えたうえで、その一部を外壁塗装に回すことを検討してみてください。
材料費や人件費以外だけではない…外壁塗装の費用内訳
外壁塗装の費用の内訳は、大きく5つに分けられます。
①材料費
塗料、養生、コーキングなどの材料費です。使用する塗料や家の劣化具合によって変動します。工事費用の約20%~25%を占めます。
②足場代
足場を組むための費用です。外壁塗装の業者と足場を組む業者は別々であることが多いため、足場の業者に支払います。工事費用の約15%を占めます。
③人件費
業者に支払うお金です。職人の人数、工期などによって金額が変わります。また、元請けから下請け、孫請けへと仕事が流れるほど、各業者で中間マージンが発生するため、人件費が高くなります。工事費用の約40%を占めます。
④その他諸費用
刷毛(はけ)やローラーなどの消耗品や、工事の許可を取るための費用などが含まれます。工事費用の約10%を占めます。
⑤利益
業者の利益です。全体の費用のうち約10%が利益になります。
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