内容紹介:
幻冬舎ゴールドオンラインで多数の連載を持つ、睡眠研究の第一人者、スタンフォード大学医学部精神科教授の西野精治氏が監修した絵本をご紹介します。
前作『ねこすけくんなんじにねたん?』に続く第2弾の「みんいく」絵本です。
前作では、夜おそくまで遊んだり、スマホを見ているねこすけくんが、朝幼稚園に行っても元気がなく、遊びにも加わらず、仲良しのうさちゃんを心配させます。
今回は、夜、ねこすけくんが眠っている間、頭のなかがどうなっているのかを見ていきます。ねこすけくんが眠っているとき、頭のなかは、ねこすけくんが元気でいるためにいろいろなことが行われています。しかも、ねこすけくんが眠らないと、その大切な工程が行えないのです。
頭のなかは、複雑でむずかしいのですが……子どもたちにもわかってもらえるよう、工夫をこらしています。睡眠の大切さが子どもたちに伝わるよう、願いを込めて作った絵本です。
監修:西野精治
スタンフォード大学 医学部精神科 教授。
1955年、大阪府出身。大阪医科大学卒業。1987年、大阪医科大学大学院4年在学中、スタンフォード大学精神科睡眠研究所に留学。突然眠りに落ちてしまう過眠症「ナルコレプシー」の原因究明に全力を注ぐ。2000年にはナルコレプシーの発生メカニズムを突き止めた。2005年にSCNLの所長に就任。2007年、日本人として初めてスタンフォード大学医学部教授となる。
33万部のベストセラーになった著者の初作、『スタンフォード式 最高の睡眠』(サンマーク出版)は、10カ国語に訳され、世界中でも広く読まれている。最新の著書は、2020年9月に文藝春秋より刊行された『スタンフォード式 お金と人材が集まる仕事術』。スタンフォード大学教授だからこそ発信できる希少情報が話題に。
編著者:木田哲生
1983年生まれ。大阪体育大学体育学部卒業後、堺市公立中学校保健体育科教諭として勤務。24歳の教職3年目に「日本一若い生徒指導主事」となる(市教委談)。
2015年より大阪教育大学教職大学院(学校マネジメント専攻)へ内地留学しながら、勤務校で睡眠教育を実践研究する。
平成27年度日本教育公務員弘済会大阪支部主催教育実践研究論文大会で入選、平成28年度読売教育賞最優秀賞受賞、平成28年度国際学会「Higher Education Forum」Best Paper Award(2位)受賞など。
編著者:伊東桃代
学校法人常磐会学園常磐会学園幼保連携型認定こども園常磐会短期大学付属いずみがおか幼稚園に教頭として勤務。
大阪府幼児教育アドバイザーに認定され、幼児教育推進リーダーとして後進指導、研修マネジメントや、「幼稚園における預かり保育」などの実践発表も行っている。
作品に『ねこすけくんなんじにねたん?』(リーブル)がある。
絵:さいとうしのぶ
大阪府堺市に生まれる。嵯峨美術短期大学洋画科卒業。
テキスタイルなどのデザイナーを経て、インターナショナルアカデミー絵本教室に学ぶ。現在、絵本の創作を続けながら、手づくり絵本を広める活動をしている。
作品には『あっちゃんあがつく』『しりとりしましょ!』(以上、リーブル)をはじめ、『行事とあそびのえほん』(のら書店・産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞)など多数。
出版社:リーブル
価格:本体1,320円(税込)