内容紹介:
幻冬舎ゴールドオンラインで多数の連載を持つ、睡眠研究の第一人者、スタンフォード大学医学部精神科教授の西野精治氏が推薦する絵本をご紹介します。
規則正しい睡眠の大切さや、早寝早起きのための工夫を、子どもにも分かりやすい絵と文で解説しています。
お子さんがいつも朝起きてこない、夜遅くまで寝ようとしない、そんなお悩みを持つ親御さん必携の絵本です。
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ねこすけくんは、このごろ元気がありません。にこにこえんに来てもぼんやりして、あそぼうとしないので、かばこ先生もなかよしのうさちゃんもとても心配です。うさちゃんはねこすけくんが夕べねた時間をきいて、びっくりしてしまいました。
そこで、うさちゃんは、自分が何時にどんなふうにしてねて、何時におきるのか、話しました。ねこすけくんが、うさちゃんのようにやってみると──。
監修:三池輝久
熊本大学名誉教授・小児科医・小児神経科医。熊本玉名地域保健医療センター勤務。兵庫県リハビリステーション中央病院「子どもの睡眠と発達医療センター」参与。同志社大学「赤ちゃん学研究センター」嘱託研究員など。
著書に『学校を捨ててみよう』(講談社)『不登校外来-眠育から不登校病態を理解する-』(診断と治療社)『子どもの夜ふかし脳への脅威』(集英社)など。
編著者:木田哲生
1983年生まれ。大阪体育大学体育学部卒業後、堺市公立中学校保健体育科教諭として勤務。24歳の教職3年目に「日本一若い生徒指導主事」となる(市教委談)。
2015年より大阪教育大学教職大学院(学校マネジメント専攻)へ内地留学しながら、勤務校で睡眠教育を実践研究する。
平成27年度日本教育公務員弘済会大阪支部主催教育実践研究論文大会で入選、平成28年度読売教育賞最優秀賞受賞、平成28年度国際学会「Higher Education Forum」Best Paper Award(2位)受賞など。
編著者:伊東桃代
学校法人常磐会学園常磐会学園幼保連携型認定こども園常磐会短期大学付属いずみがおか幼稚園に教頭として勤務。
大阪府幼児教育アドバイザーに認定され、幼児教育推進リーダーとして後進指導、研修マネジメントや、「幼稚園における預かり保育」などの実践発表も行っている。
作品に『ねこすけくんなんじにねたん?』(リーブル)がある。
絵:さいとうしのぶ
大阪府堺市に生まれる。嵯峨美術短期大学洋画科卒業。
テキスタイルなどのデザイナーを経て、インターナショナルアカデミー絵本教室に学ぶ。現在、絵本の創作を続けながら、手づくり絵本を広める活動をしている。
作品には『あっちゃんあがつく』『しりとりしましょ!』(以上、リーブル)をはじめ、『行事とあそびのえほん』(のら書店・産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞)など多数。
出版社:リーブル
価格:本体1,100円(税込)