不動産投資には、いくつかのステップがあります。しっかりと手順を踏めば最小限の労力ですみ、物件探しも契約もスムーズです。また、魅力的な物件の発掘には、非常に重要なポイントがあります。※本連載は『いつの時代も不動産投資 ゼロからの成功メソッド』(総合法令出版株式会社)より一部を抜粋・再編集したものです。

物件探しの前に「融資してくれる金融機関」を探す

不動産投資は銀行からお金を借りて成り立つビジネスであり、銀行からお金を借りるからこそ、買える物件が変わってきます。

 

2024年5月18日【WEBセミナー開催(LIVE配信)】  
1棟アパート投資〈相続市場〉を狙って
「利回り20%」「売却益2千万」を獲得!
(年収500万からOK、全国対応OK)

 

そのため、ご自分がまず「どこの銀行で融資を組めるのか?」を知り、また、その銀行からの融資を受けるということは、その銀行が融資をしてくれる物件を見つけないといけません。

 

たとえば、東京に住んでいる人が、山形出身だからといって、山形の物件を買えるかといった場合、その物件購入に都内の金融機関が融資をしてくれるとは限りません。

 

不動産投資では「まず物件ありき」で考える方が多いのですが、その前に融資をしてくれる金融機関を見つけることが大切です。

 

逆に言うと、物件を購入する際に、たとえばみずほ銀行に対して、「北海道のある物件を買いたい」と言ったとき、「旭川にはみずほ銀行の支店があるので買えます」という流れになることがあります。意外と知られていないのですが、こうした事実があるわけです。

本人の属性に応じた「買い方のポイント」

属性で大事なのは、ズバリ年収です。年収1000万の人がいきなり5億の物件を買えるかというと、年収だけを見た時点で、融資することができないと金融機関にジャッジされてしまいます。

 

「では、3億円の物件だったら買えますか?」


「いや、ちょっと厳しいですね」


「では、5000万円のアパートだったら買えますか?」


「それなら買えますよ」

 

このようなやりとりを経て、最終的に自分の属性に見合った物件となるわけです。

 

ですから、自分の年収や預貯金に見合った物件の価格帯を選定しなければいけません。自分の年収や使える預貯金に見合った価格帯、それが5000万円なのか1億円なのかは、サラリーマン投資家専門の不動産会社に相談に行けば、すでに多くのサラリーマン投資家のサポートをしている経験上、的確なアドバイスをもらうことができます。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

良い物件とは「相場より安い物件」のこと

良い物件の条件についてよく聞かれます。筆者が考える良い物件とは、やはりシンプルな発想ですが、「相場よりも安い物件」です。安く手に入れることができれば、その後の出口戦略も含めて、うまくいくケースが多いからです。

 

では、「相場よりも安い物件」とはなにかというと、なにかしらの事情で安く売らざるを得ない物件です。

 

健全な人がオーナーであれば、安く売る理由はありません。安く売るということは、「安く売らないといけない」理由があるのです。

 

注目のセミナー情報

【国内不動産】4月25日(木)開催
【税理士が徹底解説】
駅から遠い土地で悩むオーナー必見!
安定の賃貸経営&節税を実現
「ガレージハウス」で進める相続税対策

 

【資産運用】5月8日(水)開催
米国株式投資に新たな選択肢
知られざる有望企業の発掘機会が多数存在
「USマイクロキャップ株式ファンド」の魅力

次ページ「安く売らないといけない」理由とは?
いつの時代も不動産投資 ゼロからの成功メソッド

いつの時代も不動産投資 ゼロからの成功メソッド

金田 大介

総合法令出版

カリスマ不動産投資家4名のアドバイス掲載! サラリーマン向けの資産形成法としてすでに定着した不動産投資であるが、遅ればせながらこれから始めたいという層もまだまだ多い。しかし、書店に置かれている本の大半は、いた…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧