不動産投資に向いていないのは「完璧主義な人」
●向いていないのは「完璧主義な人」
不動産投資において、完璧な物件など、まずありません。完璧を求めていては、そもそもスタートできないのです。
不動産投資の世界では、最初の1棟の購入が最も難しいとよく言われます。勉強すればするほど、買えない罠に陥ってしまうのです。あなたに見合ったアドバイザーを付けるべきですね。
●向いているのは「鋭敏な人」「素直な人」
逆に不動産投資に向いている人がいます。「餅は餅屋に」任せられる人が強いのです。また、判断や行動が早く、素直な人、学ぶ姿勢のある人はやはり成功する人が多い印象があります。なぜ、そうした性格の人が成功しやすいかというと、不動産投資は、いわば〝情報戦〟だからです。
いい情報を獲得するには、いい情報を持っている不動産会社から提案をもらわないといけません。不動産会社の営業マンに限らず、人は、レスポンスが早く、素直で、学ぶ姿勢のある人にいい情報が来たら教えてあげようと思うものです。その結果、そうした性格の人には、いい情報が入りやすくなるのです。
たとえば、年収が3000万円ある人が複数名いたとします。同じ条件ならどの人も同等の情報を提案してもらえるかというと、そうではありません。その人がビジネスマンとして誠実な人なのか、社会性があるか、上から目線でないか、学ぶ意欲が高いか、素直で決断力があるかなど、マインドを見て、相手は情報提供をするかどうかを判断します。
つまり、相手と良好なパートナーシップを組める人が望ましいのです。このように二人三脚でできる人なら、不動産投資にも向いているといえます。
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