新社会人がまず最初に学ぶべきものに「ビジネスマナー」があります。本記事では、著名な経営コンサルタントの平野敦士カール氏が、経営者の目線から、新入社員にぜひ習得してほしいビジネスマナーについて、豊富なイラストを用いて平易に解説します。※本記事は、『入社1年目でマスターしないと恥をかく 仕事の基本見るだけノート』(宝島社)より抜粋・再編集したものです。

一言挟めば好印象!社会人必須の「クッション言葉」

相手の要求を断ったり、お願いをしたりするとき、最初に挟むだけでまるで印象が違ってくる言葉があります。

 

ビジネスの場では、目上の人に対して、依頼や反論、拒否をしなければならないことも。そんなとき、役立つのがクッション言葉。相手にお願いをする場合は、お願いする前に「恐れ入りますが」などの言葉を挟みましょう。反論する場合は、一旦相手の言葉を受け止めた上で「お言葉を返すようですが、私は~と思うのですが」といった表現で反対理由を述べれば、相手に敬意が伝わります。

 

【様々なケースで使えるクッション言葉】

 

 

【敬語は内と外で使い分ける】

 

会社では、同じ人物に対しても尊敬語と謙譲語を使い分けなくてはならないことがあります。たとえば、自分の会社では目上の上司に対して尊敬語を使うのは当然ですが、上司とともに取引先を訪れた際は、一番に立てるのは取引先の社員となるので、その相手に尊敬語を、上司には謙譲語を使います。また、社内の他部署を訪れた際は、他部署の人間が上となるので、丁寧語で話すのがベターです。


 

(本文イラスト:本村 誠)


 

平野敦士カール

カール経営塾 塾長

株式会社ネットストラテジー 代表取締役社長

社団法人プラットフォーム戦略協会 代表理事

 

 

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