男性と女性は「身だしなみの基本」が異なっている
男性と女性では、身だしなみの基本も異なります。男性は、スーツはダークカラーでシングルが基本。ワイシャツやネクタイは派手すぎないものを。ワイシャツは白が基本ですが、外資系や海外との取引が多い会社なら、薄いパステルカラーのシャツなどが好まれます。髪は短めで清潔感のある髪形がベター。髪色は会社の規則に従い、自由な場合でも自然なブラウン程度に抑えたほうがよいでしょう。
女性の場合は、派手すぎず、シンプルなスーツが基本。ミニスカートやノースリーブなどは避けましょう。インナーは、シャツ、ブラウス、シンプルなカットソーなどを選び、キャミソールはNG。髪色は自然に見える程度に抑え、ヘアスタイルやメイクに関しても派手すぎない、ナチュラル系のものにしましょう。勤務中の枝毛チェックはもちろん厳禁です。
尊敬語・謙譲語・丁寧語・丁重語・美化語を使い分け!
敬語はその性質によって、尊敬語、謙譲語、丁寧語、丁重語、美化語に分けられます。常識を備えた大人は、これらの敬語を適切に理解し、使いこなせなくてはなりません。まず、尊敬語は、話をしている相手や話の中に登場する人物とその動作などを高めて表現するもの。また、謙譲語は自分や話の中に登場する人物やその動作をへりくだった表現にして相手を高めるものです。
【尊敬語と謙譲語の違い】
●尊敬語
尊敬する人物の行為の語頭に「お・ご」をつけ、語尾を「なる」にする言い換えを行うケースが多い。
●謙譲語
自分側から向かう先の人物を立てて述べる。「先生へのお手紙」のように名詞を謙譲語にする場合も。
尊敬語は相手を高め、謙譲語は自分を低め相手に敬意を表す表現。この基本を押さえて、使い分けるようにしましょう。
【敬語のバリエーション】
丁寧語の基本は文末や会話の最後を「です・ます・ございます」にすること。丁重語は話をしている相手や第三者に対する行為でなくても、自分の行為や第三者の行為、状況を丁重に表現することで、相手への敬意を表現するものです。美化語は、話している相手や第三者に敬意を表すのではなく、敬語の使用とのバランスを取って、言葉を美しく言い換えるもの。相手に上品な印象を与えます。
●丁寧語
文末を「です・ます・ございます」にする。また、言葉を丁寧に言い換えて表現する。
●丁重語
話している相手と関係のない行為であっても、「行く」を「参ります」と言うことで相手への敬意が表現できる。
●美化語
「お・ご・御」を接頭語につけることで美化語に。便所をお手洗いと言うように言葉自体を言い換える場合もある。
(本文イラスト:本村 誠)
杉原 杏璃 氏登壇!
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
(入場無料)今すぐ申し込む>>