「よくそんなひどいことを…」産後の妻が絶句した、夫の一言

産後の夫婦関係はその先何十年を左右する。日本では「産後うつ」になる女性が30%を超えるが、パートナーのサポートが得られなかったことも大きな原因だろう。東野産婦人科院長の東野純彦氏が、夫婦で仲良く過ごすための男性からの働きかけのヒントを伝授する。

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「赤ちゃんがミルクを飲まない。どうしよう」の答え

今から紹介するのは、一般的に、産後の妻が夫に対して求めているとされる言動です。ぜひ参考にしてみてください。

 

1.急いで解決しようとするのではなく、話を聞いてほしい

 

例えば妻が「最近、あんまりミルクを飲んでくれなくなっちゃって、どうしよう」と相談してきたとします。夫はすぐに解決策をネットで調べ「母親の食べ物が影響して、母乳がまずくなることがあるんだって」と妻に教える―─。残念ながらこれは論外です。この結果、「私が原因だっていうの⁉ だいたいあなたは夜中に私が眠い目をこすってミルクをあげていることも知らないでしょ⁉ よくそんなひどいことが言えるわね!」と妻を怒らせてしまいます。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

妻の悩みを解決するために伝えた情報が、言い方次第で怒りを生んでしまう。私たち現代人は、子どものころから正解がある問題しか解いてきていないので、何事にも正解があると思ってしまいます。だから、なんでも自分の頭でよく考えず、すぐに正解を探そうとする。しかし、妻はそんなことは求めていないのです。またネットには不確かな情報もたくさんあるので、安易に情報をうのみにし、そのままを教えることはおすすめできません。

 

だからといって「ふぅん。まぁ、そんなに心配する必要ないんじゃない?」と言ってしまえば「そうやってあなたはいつも他人事なんだから! どうして私ばっかり考えないといけないの⁉」と怒りを買ってしまうことも。

 

ここでの正解は「そうなんだ。確かにいつもおっぱいをあげてくれる君が言うなら、ちょっと心配だね。でもあまり気にしすぎるのも良くないだろうから、もう少し様子を見てみようよ。それでも気になるなら病院の先生に聞いてみよう」と、寄り添う言葉をかけてあげること。「こうしたら良いんじゃないか」と決めつけず、妻の意見を尊重しながら大変さへの理解を示すのです。そうすれば、妻の精神状態はぐんと良くなります。

「もっと早く言えばいいのに」は大地雷?

2.言わなくても気づいてほしい

 

産後の妻は常に寝不足です。せめて赤ちゃんが眠っている間は一緒に睡眠をとりたい……。ところが現実はお皿洗いや洗濯、掃除と、やらなければいけないことが盛りだくさん。心のなかで「ああ、夫が少しでも手伝ってくれれば睡眠時間が確保できるのになあ……」と思っているはずです。

 

しかし、妻はそれを素直に口には出せません。なぜなら専業主婦、あるいは育児休暇中の場合「自分は稼いでいないから、せめて家のことはやらないと」という気持ちがあるからです。たとえ働いていても「家事は妻がするもの」という常識に縛られる女性は少なくありません。そうして一気に不満が溜まり、あるとき急に爆発してしまうのです。

 

「ねぇ! なんで私がこんなに必死なのに気づいて手伝ってくれないの!」

 

ところが夫は、そこで初めて妻がそんな不満を抱いていたことに気づくので、ついこう言ってしまいます。

 

「なんだよ急にそんなこと。思ってたならもっと早く言えばいいのに」

 

この言葉はさらに妻を怒らせてしまいます。夫からすれば軽い気持ちで口にしたのでしょうが、「私が大変なことくらい、見ていて分からないの⁉ なんでそんな嫌味を言うことしかできないの⁉」と、またまた怒られてしまいます。こうなると、ひたすら謝る以外に方法はありません。

 

このように、たいていの夫婦喧嘩は「相手にこうして欲しい」と望んでいるのに、そうならないという期待はずれから起こることが多いもの。妻は「なんでうちの夫は言う前に動いてくれないのかしら」とイライラする。

 

一方、夫は「そんなに怒るくらいなら最初から言えばいいのに。なんでうちの妻はこうなんだろう……」とモヤモヤする。しかし、自分と違う意見を持っている人に対し、期待をしてもただ生きづらくなるだけです。

 

繰り返しになりますが、女性は共感してほしい生き物なのです。ここで反論しても仕方がありません。「うんうん」とうなずきながら、とにかく妻の話を聞きましょう。誤解を招くかもしれませんが、ときには「聞き流す」くらいの気持ちでいたほうが楽でしょう。そして、ポイントは「何も言わずに優しくサポートをすること」、これに尽きます。

 

 

東野 純彦

東野産婦人科院長

 

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東野産婦人科院長 

東野産婦人科院長
1983年久留米大学医学部卒業後、九州大学産婦人科教室入局。1990年国立福岡中央病院に勤務後、東野産婦人科副院長に就任。その後、麻酔科新生児科研修を行う。1995年同院長に就任。東野産婦人科では“女性の一生に寄り添う。これまでも、これからもずっと。"をテーマに、妊娠・出産・育児にかかわらず、思春期から熟年期、老年期まで女性の生涯にわたるトータルケアを目指す。お産については家庭出産と医療施設の安全管理の長所を活かした自然分娩を提唱。フリースタイル分娩、アクティブバースの推進など、母親の希望の出産に合わせてサポートしている。また、赤ちゃんとの関わり方が分からない父親のための「赤ちゃんサロン~パパ&ベビークラス」や、育児における父親の役割を学ぶための「父親教室」なども開催。子育てに取り組む夫婦にしっかり寄り添うクリニックとして定評がある。

著者紹介

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本連載は、東野産婦人科院長の東野純彦氏の著書『知っておくべき産後の妻のこと』(幻冬舎MC)から一部を抜粋した原稿です。

知っておくべき産後の妻のこと

知っておくべき産後の妻のこと

東野 純彦

幻冬舎MC

知らなかったではすまされない「産後クライシス」―― 産後の妻の変化、訪れる最大の離婚危機…… カギを握るのは夫の行動!? 女性の生涯に寄り添ってきた産婦人科医が伝授する夫婦円満の秘訣とは

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