そんなクリスマスケーキですが、どれぐらいお金をかけているものなのでしょうか。商務省の「家計調査」から紐解いていきましょう。
2019年、年間のケーキ消費量額は全国平均6994円。都道府県別にみていくと、トップは「石川県」で9516円。2位は「富山県」で8677円、3位は「埼玉県」で8571円。一方で47位は「和歌山県」で4840円。トップの半分以下の金額です。「大分県」「長崎県」「島根県」「宮崎県」と続きます(図表1)。
さらに12月に限定して消費額=クリスマスケーキの消費額と仮定してみていくと、全国平均は1344円。都道府県別トップは「山形県」で2220円。総合は10位なので、「クリスマス、ケーキにはお金をかけるわよ」という人が多いのでしょう。2位は「秋田県」で1953円。こちらも総合では31位なので山形県と同じような傾向がみられます(図表2)。
「山形県」や「秋田県」のように、「クリスマス奮発型」はほかにどのようなところなのでしょうか。年間ケーキの消費額に対し、12月の消費額の割合は全国平均19.21%。そんななな、割合が最も高いのは「秋田県」。30.03%と年間のケーキ消費の約1/3がクリスマスケーキ、といえるでしょう。「山形県」「長崎県」「岩手県」「佐賀県」と続きます(図表3)。
一方で下位の「和歌山県」「沖縄県」「大阪府」などは、「クリスマスだからって、いつもの変わらない」とフラットな人が多いのかもしれません。
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