日々発表される統計や調査の結果を読み解けば、経済、健康、教育など、さまざまな一面がみえてきます。今回、焦点を当てるのは「クリスマス」。明日はいよいよ12月25日。プレゼントやケーキの準備、できていますか?

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一方で苦戦しているのが、「ハイテク系トレンドトイ」(前年比72.7%)、男児キャラクター(前年比87.1%)、女児玩具(前年比84.5%)。そのなか、女児玩具では「すみっコぐらし」のキャタクター商品が各種発売されて人気に。また知育・教育玩具は前年比98.0%だったものの、新学習指導要領でプログラミング教育が必須になったことで、今後伸長していく可能性があります。

 

また新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛家時間が増加しているなか、例年8000億円程度で推移している玩具業界は、活況を帯びている数少ない業界なのではないでしょうか。

 

また玩具とともに、子どもへのクリスマスプレゼントの有力候補のひとつが、家庭用ゲーム関連。国内の市場規模は4368.5億円といわれていますが、こちらもコロナ禍の影響で、2020年度は伸長しているものと考えられます。

クリスマス「ケーキに奮発している」県はどこ?

さてクリスマスといえば、もうひとつ、忘れてならないものが「クリスマスケーキ」ではないでしょうか。家族と離れて暮らす単身者でも、「クリスマスくらいはケーキを食べるか」と、製菓店やコンビニでケーキを買って帰る、という人も多いのでは。

 

そもそもクリスマス、もちろん日本に元々あったものではありません。明治30年代の絵本にはサンタが描かれているので、そのころ、日本でもクリスマスプレゼントなどの習慣が一般化し始めたという説があります。

 

また明治43年、あの老舗洋菓子メーカーの不二家が販売したのが、日本におけるクリスマスケーキの始まりだといわれています。当時、12月にイチゴを栽培するのは難しかったため、アラザンなどで飾ったケーキだったとか。今のように砂糖細工でサンタなどを飾った生クリームのクリスマスケーキが作られるようになったのは、大正時代の後半になってから。

 

また日本では生クリームたっぷりのケーキが一般的なクリスマスケーキですが、たとえばフランスであれば、クリスマスケーキの定番はブッシュ・ド・ノエル。フランス語で「木・丸木」の意味の通り、木を模したチョコレートケーキです。ドイツであればシュトーレン。ブランデー漬けのドライフルーツ、粉砂糖をまぶしたパンで、最近は日本のパン店でも見かけるようになりました。そして米国では、そもそもクリスマスにケーキを食べる習慣はなく、パイやクッキーなどを食べます。

 

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