本記事では、歯並びや口角から「正しい噛み合わせ」を確認する方法を見ていきます。

ポイントは残り3つ!自分の横顔を見た時に…

4.〈歯並びの状態〉歯が横の歯と重ならずに並んでいるか、永久歯の歯と歯の間にすき間が空いていないか

歯が並ぶ顎の骨の大きさと歯の大きさのバランスが取れていないと、永久歯に生え換わる時にスペースが足りずに歯が重なってしまったり、歯並びがガタガタになったりすることがあります。ちなみに、歯の重なりの代表的なものが八重歯です。

 

乳歯の適切な歯並びは永久歯の歯並びとは違い、歯と歯の間に充分なすき間が空いている状態が正しい歯並びとなります。

 

これは、永久歯のほうが乳歯よりも大きいためです。乳歯がすき間なく生え揃っている場合、永久歯になった時、歯の重なりやガタつきが出てくることが多いでしょう。

 

5.〈鼻呼吸ができているか〉力を入れなくても自然に唇を閉じることができるか、口呼吸が習慣になっていないか

前に出ている上の前歯があったり、口元全体が前に出ていたりすることが原因で、特に自覚の無いまま口呼吸になっている場合があります。自分の横顔を見た時口元が出ていないかどうか、併せてチェックしてみるといいでしょう。

 

6.〈口角の位置〉口を閉じた時、左右の口角の高さが同じになっているか

鏡で自分の正面の顔を見て、左右それぞれ、目から唇の端までの距離を確認してみましょう。口角の高さがずれている場合、左右の噛み合わせがずれている可能性があります。

 

また、笑顔をつくって、その時左右の口角の高さに違いがないかどうかもチェックしてください。

 

噛み合わせが悪くなる原因には、自然に生え換わるのではなく虫歯によって無くなった乳歯がある、虫歯や歯周病などで抜けた永久歯がある、埋まったままで生えてこない永久歯があることなどが考えられます。そのほかには、遺伝、生まれつき永久歯の数が上下で違ったり、舌小帯という舌の裏にある筋が短い場合なども関係します。

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国際人になりたければ英語力より歯を“磨け”

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宮島 悠旗

幻冬舎メディアコンサルティング

歯学博士であり、フリーランス矯正歯科専門医として活躍している宮島悠旗氏。両親ともに歯科医師という宮島氏にとって、口元のケアは当然のエチケットとして育てられてきたといいます。しかしながら世間を見渡せば、口元に気を…

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