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不安定な為替…マーケットのプロはどう見通す?
社内外の投資のプロをお招きし、今のマーケットを語り合うという番組、Pictet
Market Lounge。第24回はピクテ投信投資顧問株式会社 ストラテジスト、梅澤利文氏との対談です。
萩野:ピクテ・マーケットラウンジへようこそ。本日は、弊社のストラテジスト、梅澤利文との対談です。
梅澤:よろしくお願いします。
萩野:9月15、16のFOMCの会合から、ちょっとマーケットが動きましたね。
梅澤:何かを感じたなとは思うんですけれども。私はFOMC声明文には2つのポイントがあると思います。1つは長期的に政策金利をゼロに抑える、少なくとも23年まではと。あともう1つ、これはあまり意識されていないんですが、今まで新型コロナが発生してパンデミック対応をしてきたんですけれども、それが徐々に正常化すると思います。ただ、これは長いプロセスなんです。それがあの声明文には込められていたと思っています。
萩野:そうですね。あのあと為替がドル安になって、あとはアメリカの株が1回トレンド内で切れてきて…為替も金もちょっと下がって…。たかだか1週間で、結構動いているんですよね。そういった中でポイントはどのへんになりますか?
梅澤:私はドル安政策がポイントだと思っています。なぜかというと、まずアメリカの政策を1990年台ぐらいから考えていただくと…
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※データは過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『”ドル安”がもたらす新興国通貨の転換点』を参照)。
(2020年9月25日)
萩野 琢英
ピクテ投信投資顧問株式会社 代表取締役社長
梅澤 利文 ストラテジスト
ピクテ投信投資顧問株式会社
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