月次レポートにも現れる会社の良し悪し
リスティング広告を10%の手数料で代理店に任せて満足しているというクライアントもいますが、10%ではそれに見合った満足しか得られないはずです。
ウェブマーケティングがうまくはまったときの威力を知らないので、多少反響がある程度でよしとしてしまっているのでしょう。ですから広告代理店を決めるときには、手数料の安さで決めるべきではありません。それなりの代理店にしか出会えず、結果的に不満を抱えたままの状態が続くか、ウェブマーケティングの可能性に気づかないままでいることになってしまいます。
●月次レポートの内容に表れるウェブマーケティングの質
ウェブマーケティング会社の良し悪しは、月次レポートにも表れます。
よくない会社の月次レポートは、数字を集計しただけで、見ても分かりにくく、分析や考察などのコメントが見当たりません。その会社のフォーマットに合わせて数字を載せただけで、見るべきポイントの説明がありません。数字の集計項目も少なく、広告別やキーワード別に載っている程度です。
ただ数字を集計しただけのレポートではなく、しっかり運用の分析・考察が記載されて今後の改善施策も提示されていれば良いウェブマーケティング会社と言えます。
後藤 晴伸
後藤ブランド 社長
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】