ウェブマーケティング業界は楽して儲けようという人が多いと指摘するのは後藤ブランド社長の後藤晴伸氏だ。「高い費用をかけても売り上げは伸びなかった」「報告書を読んでも、担当者に聞いても何をしているのかわからない」「契約したとたん対応が悪くなった」……。同業者にとって耳の痛いウェブマーケティングの実態を暴き、本当の魅力を伝える。本連載は後藤晴伸著『増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番』(幻冬舎MC)の抜粋原稿です。

バナー広告やウェブサイトを制作する力が弱い

●バナー広告・ランディングページの制作も指示できない

 

後藤晴伸著『増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番』(幻冬舎MC)
後藤晴伸著『増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番』(幻冬舎MC)

広告代理店には優秀な人材がいるところもあれば、人材が不足している上に目先の利益しか考えないところもあるなど、その実態はさまざまです。そしてウェブマーケティングの業界についていえば、総じてクリエイティブの力が弱いのが欠点です。つまりバナー広告やウェブサイトなどを制作する力が足りないということです。内部に制作部隊がいるかいないかに関わりなく、ディレクションができる人がいないのが一番の問題です。

 

広告を配信する媒体や掲載する枠には詳しくても、また広告をうまく運用できる能力があったとしても、サイトやバナー広告の出来がよくなければそこでネットユーザーは離れていってしまいます。だからサイトやバナー広告の制作は重要なのですが、そのディレクションができる人がいないのですから、結構肝心な部分が抜け落ちていることになります。

 

誰もが知っているような大手広告代理店クラスになれば、大変有能なクリエイティブディレクターを抱えています。しかし中堅以下の代理店では、営業担当は100人、200人といるのに、クリエイティブの仕事に長けて制作を指示できる人が足りているところはまずありません。ですからクリエイティブは制作会社にディレクションなしでそのまま丸投げしてしまうか、分からないなりに内部でデザインしたりするがあまりいいものはできない場合のどちらかになります。

 

ネット広告の代理店であっても、広告の配信と運用はするけれども、マーケティングの両輪となるウェブページやバナーの制作までは仕事と心得ていないところが少なくありません。制作物の話をしてもあまり乗ってこない広告代理店には、ウェブページやバナーの制作を任せない方が無難です。

 

後藤 晴伸

後藤ブランド 社長

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