「儲かっている社長」には必ず儲かる理由があるという。そば屋の住み込みから160億円を超える不動産を所有するまでになった税理士大家の鳥山昌則氏の『家賃収入11億円の税理士大家がこっそり教えるお金の増やし方』(現代書林)から一部を抜粋し、どんどんお金を増やす人の考え方や行動特性を紹介する。

なぜ「大金持ち」は大きな流れ=大局を大切にするか

物件選びのポイント(1)将来的な見通しも考慮する

 

「日本は、人口がどんどん減っているのに、不動産に投資して大丈夫?」

 

とよく聞かれます。

 

でも私は、しっかりした物件選びの基準をもてば、リスクは大幅に軽減できると考えています。

 

不動産投資は「物件選び」が、成否の7割を占めるほど重要です。

 

本稿では、まず「物件選びのポイント」からお話ししていきます。

 

大金持ちは「場所=立地」「徒歩何分か」を研究する。
大金持ちは「場所=立地」「徒歩何分か」を研究する。

 

まず物件選びのポイント(1)は、将来的な見通しまで考慮に入れる、広い視野をもつということです。

 

総務省統計局によると、2017年の時点では、東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知、福岡、沖縄が人口の増加傾向にあります。将来的に安定した収入を確保し、値上がり益も期待するのであれば、人口が増加している地域を狙うのが王道です。

 

この先、20年後にどうなるかを予測した統計もあります。国立社会保障・人口問題研究所が発表した2015年から2045年の都道府県別人口予測によると東京都は人口の集中が続き、2045年でも1360万人を維持します。

 

そんな予測もあり、私は近年、東京を中心に買い進めています。

 

さらにこの稿でご紹介する手法を駆使して運営していますから、空室に悩むことはほぼなく、脅威の入居率99%台を誇っているのです。

 

ただし、人口動態は重要なポイントの一つですが、日本全体で見たら人口が増えているエリアは少数派です。

 

都心部では地価の上昇にともない、利回りが低下しているという一面もあります。また、東京には馴染みがない方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな場合は、未来の予測を意識しつつも、「ポイント(2)」以降を重視した物件選びをしていきましょう。

 

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家賃収入11億円の税理士大家がこっそり教えるお金の増やし方

家賃収入11億円の税理士大家がこっそり教えるお金の増やし方

鳥山 昌則

現代書林

そば屋の住み込みバイトから160億円の不動産を所有するまでになった税理士大家さんがお金の増やし方を指南する。 保有している物件の資産価値は160億円、物件数は80棟、800戸。年間11億円の家賃収入を得ている一方で、5つの…

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