なぜ「大金持ち」は大きな流れ=大局を大切にするか
物件選びのポイント(1)将来的な見通しも考慮する
「日本は、人口がどんどん減っているのに、不動産に投資して大丈夫?」
とよく聞かれます。
でも私は、しっかりした物件選びの基準をもてば、リスクは大幅に軽減できると考えています。
不動産投資は「物件選び」が、成否の7割を占めるほど重要です。
本稿では、まず「物件選びのポイント」からお話ししていきます。
まず物件選びのポイント(1)は、将来的な見通しまで考慮に入れる、広い視野をもつということです。
総務省統計局によると、2017年の時点では、東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知、福岡、沖縄が人口の増加傾向にあります。将来的に安定した収入を確保し、値上がり益も期待するのであれば、人口が増加している地域を狙うのが王道です。
この先、20年後にどうなるかを予測した統計もあります。国立社会保障・人口問題研究所が発表した2015年から2045年の都道府県別人口予測によると東京都は人口の集中が続き、2045年でも1360万人を維持します。
そんな予測もあり、私は近年、東京を中心に買い進めています。
さらにこの稿でご紹介する手法を駆使して運営していますから、空室に悩むことはほぼなく、脅威の入居率99%台を誇っているのです。
ただし、人口動態は重要なポイントの一つですが、日本全体で見たら人口が増えているエリアは少数派です。
都心部では地価の上昇にともない、利回りが低下しているという一面もあります。また、東京には馴染みがない方もいらっしゃるでしょう。
そんな場合は、未来の予測を意識しつつも、「ポイント(2)」以降を重視した物件選びをしていきましょう。