「何の不安もありませんでした。」私が初めてカツラを外した日

日本人男性の3割が発症するというAGA(男性型脱毛症)。今回取り上げるS・Sさん(仮名・40代・男性)もまた、薄毛に悩まされた患者の1人でした。そんなS・SさんはAGAをどのように克服したのでしょうか。この記事は、音田正光著『薄毛革命「自毛主義」のすすめ』より一部を抜粋・再編集したものです。

まだ20代の若さでカツラをつけることに…

「何だか頭のてっぺんが薄くなってきたな」

 

そう気になり始めたのは20代前半頃のことでした。高校を卒業してからそれほど長い年月が経っているわけではないのに、「高校生の頃より、だいぶボリュームが変わってきた」と感じたのです。

 

不安になり、頭頂部をよく調べてみると、確かに以前よりかなり薄くなっているように思えました。実は、私の父親も薄毛。そこで父親に相談してみたのです。

 

「今後の予防としても、育毛剤を使ってみたらどうだろう」

 

父にそうアドバイスされ、私はさっそく育毛剤を試してみることにしました。市販で手に入る塗り薬や飲み薬など、髪が生えることを願って、いろいろ使ってみたのですが……。残念なことに、期待していたような効果や実感を得ることはできませんでした。これにはとてもがっかりしました。

 

でも、そうこうするうちにも薄毛は進んでいきます。それなのに育毛剤がきかないとなったら、どうすればいいのだろう?

 

そう考えた挙げ句、次に私が頼ったのがカツラでした。そう、まだ20代の若さだというのに、カツラを着用したのです。

 

カツラをかぶると確かに薄毛は隠せますが、今度はカツラをつけているがためのストレスや悩みが生まれてきます。私はもともとスポーツが好きで、活発なタイプでした。でも、カツラをつけていると、行動するうえで大きな制限が出るのです。

 

顔や頭を水につけられない、だから大好きな水泳ができない、プールへも行けない……。好きなスポーツを制限されることは私にとって苦痛でした。

 

それにカツラをつけているということは、精神的にも非常なストレスになります。いつもカツラをかぶっていると意識せずにいられない。外したらラクになれるけれど、人に薄毛がバレてしまう。だから、外したくても外せない。そんな不安や葛藤がいつも頭の中にあるのです。

 

苦痛の日々だった。(写真はイメージです)
苦痛の日々だった。(写真はイメージです)

医学博士
親和クリニック総院長
医療法人社団 三幸音和会理事長 

大学を卒業後、一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約10数年従事したのち、植毛手術を開始。最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は約1000例超、その後もっぱらFUE手術を行う。FUE術の症例数は約2000例に上る。
平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。その後、FUE法をさらに進化させた「MIRAI法」(Minimum Invasive and Rapid Improve)による[最小の傷・痛み][最速の植毛技術][最適なスタイル実現]の自毛植毛手術を確立。FYE識を覆す短時間での大量移植「ハイスピードメガセッション」や従来の3~4倍の高密度移植「スーパーデンスパッキング」は他の追随を許さない。
その後さらに技術を進化させ、採取部分を刈上げない術式“誰にも気づかれない自毛植毛法”「NC<ナチュラルカバーリング>- MIRAI法」を確立。その圧倒的な技術力は国内外の毛髪医療関係者から熱烈な支持を集めている。

著者紹介

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この記事は、音田正光著『薄毛革命「自毛主義」のすすめ』より一部を抜粋・再編集したものです。

薄毛革命 「自毛主義」のすすめ

薄毛革命 「自毛主義」のすすめ

音田 正光

幻冬舎メディアコンサルティング

髪が抜けて少なくなる、頭頂部が薄くなる――これは男性にとって古今東西、永遠のテーマといえる苦しみであり、さらに昨今は女性にも薄毛の悩みを抱える人が増えています。 本書では、さまざまな治療法を試しては失望してきた…

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