どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身の会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、JRで「新宿」から4分の「東中野」駅。

新宿も生活圏内に入れられる、距離感が魅力

次に交通の利便性をみてみましょう。「東中野」駅は、JR線で「新宿」まで4分。「四ツ谷」や「御茶ノ水」など、山手線内にもダイレクトにアクセスできます。また都営大江戸線を使えば、「六本木」(18分)や「汐留」(28分)などにダイレクトにアクセスできるほか、さまざまな路線に接続が容易なのも魅力です(所要時間は平日8時に「東中野」駅を出発した場合の目安)。また平日の通勤時間帯には3~4分ごとに電車が出発し、電車を待つストレスはほぼありません。

 

生活利便性を見ていきましょう。「東中野」駅周辺の商店街には、地元密着型のショップが多く、また「ライフ」や「サミット」、「キッチンコート」などのスーパーマーケットが点在。最寄り品は、駅周辺でほぼ揃えることができます。商店街は、駅から北へ伸びているので、普段の買い物を考えると、駅北側のエリアのほうが利便性は高いといえます。

 

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駅周辺には飲食店も充実。単身者でも入りやすいチェーン店もありますが、地元に密着した個性豊かな店が多いので、ぜひ、行きつけの1軒を見つけたいところです。

 

さらに前述の通り、「東中野」~「新宿」は直線距離で2.3km、徒歩で30分ほどの距離。駅前では手に入らない買回り品を買いに、ちょっと散歩がてら新宿まで、というのも十分に考えられます。生活の幅が広いのが、東中野の魅力のひとつです。

 

「東中野」は再開発で、駅周辺は洗練された雰囲気ですが、通りから一本入れば、閑静な住宅街が広がっています。さらに個性豊かなディープなスポットも残る、不思議な一角も。何といっても「新宿」から電車はもちろん、万が一の時なら徒歩でもアクセスできるという立地が魅力です。新宿も生活圏内にできる街と考えると、適正家賃を超えても住みたくなる街ではないでしょうか。

 

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