コンパクトアパート投資・・・建物の「品質」にこだわるべき理由

前回は、コンパクトアパートの特徴を引き出す「土地」の選び方を解説しました。今回は、コンパクトアパートの建物の「品質」にこだわるべき理由を見ていきます。

コンパクトアパートの可能性を極限まで追求すると・・・

「コンパクトアパート」の可能性を極限まで追求するには、建物の品質にももちろんこだわるべきです。

 

耐震性や耐久性といった建物の品質については、建築基準法という法律によって最低限の基準が定められています。多くの新築アパートは、この建築基準法をクリアするレベルで設計・施工されています。

 

しかし、より高い品質を目指すことはもちろん自由です。「コンパクトアパート」の可能性を極限まで追求する上で、私は特に耐震性と耐久性が鍵を握ると考えます。

耐震性で入居者にアピール、耐久性で投資効率アップ

耐震性についていえば、1995年に起こった阪神淡路大震災、そして2016年に発生した熊本地震では、アパートなど賃貸住宅に住んでいた学生など若い人が何人も建物の倒壊によって亡くなっています。建物の耐震性が不十分だったことが原因と考えられており、中にはアパートの所有者が損害賠償責任を求められたケースもありました。

 

若い単身世帯をターゲットとする「コンパクトアパート」では、高い耐震性を実現することによる安心感は、入居者に強くアピールするはずです。

 

一方、耐久性はオーナーにとってのメリットを実現します。耐久性が高い建物は、年数が経っても劣化の進み方が遅く、資産価値が維持しやすくなります。また、メンテナンスなどにかかるコストも抑えることができます。これらはオーナーにとって、投資効率を高める効果があるのです。

ライディックス株式会社 代表取締役

富山県出身。高校卒業後に上京し、様々な仕事を経験した後に不動産業界に飛び込む。初営業したお客様より契約を頂くという業界ではきわめて稀有な実績をあげて以来、社内で圧倒的な営業成績を残す。その後、上場会社も含め数多くの不動産会社で事業責任者や執行役員を経験する。
2013年に独立しライディックス株式会社を設立、代表取締役に就任し現在に至る。経験から裏打ちされた物件の差別化戦略で、多くの資産家のサポートを行っている。販売実績は投資用・実需を含めて600棟を超える。

著者紹介

連載「コンパクトアパート」ではじめる「超ローリスク」不動産投資

「コンパクトアパート」ではじめる超ローリスク不動産投資

「コンパクトアパート」ではじめる超ローリスク不動産投資

山上 晶則

幻冬舎メディアコンサルティング

2016年3月に不動産調査会社「タス」が行った調査によると、首都圏賃貸アパートが「空室率30%超」となっています。今後もさらに日本の人口減少は続き、その一方で貸家着工数は増え続けているため、多くの不動産オーナーが空室…

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