▲トップへ戻る
コンパクトアパートの差別化につながる「室内の設備」とは?

前回は、コンパクトアパートに求められる「水まわりの設備」を取り上げました。今回は、「室内の設備」について見ていきます。

「居住性」と「デザイン性」に配慮した室内づくり

これからの賃貸住宅市場では、一度入った入居者にどれだけ長く住んでもらうかが重要です。室内については、居住性やデザイン性に配慮するのがポイントです。

 

〈遮音性〉

賃貸住宅で昔から問題になるのが遮音性です。アパートなどでは音が漏れるのは仕方ないというイメージさえありました。

 

しかし、これからは逆です。遮音性を高めることは、間違いなく入居者の満足につながります。

 

例えば、隣戸との壁は界壁仕様、1階と2階の床も界床仕様とします。これらは、石膏ボードを貼った二重構造の壁や床の間に吸音材(グラスウール)を入れ、音が響きにくくしたものです。隣戸との壁については、なるべくコンセントなども設置しないようにして、音漏れを防ぎます。

 

そのほか、トイレには吸音材を巻き付けた防音材一体型の排水管を採用したりするのもよいでしょう。通常の塩化ビニル製の排水管より15デシベルも排水音が低下します。

 

〈ロフト〉

2階の部屋には、天井高を生かした広いロフトを設置するのがお勧めです。部屋の面積が限られる「コンパクトアパート」だからこそ、収納スペースなどとして様々な使い方ができ、入居者募集の上で非常に効果的です。

 

様々な用途になるロフト

壁クロス選びで、デザイン性・居住性の同時アップも

〈壁クロス〉

壁クロスは、室内の雰囲気を大きく左右します。普通のアパートでは、ホワイト系の無地のクロスを使うのが一般的ですが、ひとつの面にカラーのアクセントクロスを使用するとお洒落な印象にできます。

 

最近はクロスの素材自体についても、伸縮性のあるものが登場しており、下地の収縮・ズレ・ゆがみに対応して剥がれなどが発生しにくく、メンテナンスコストの低下につながります。また、防かび性能のある素材は、壁紙に発生する「かび」を抑制し、アレルギー防止といった訴求ポイントにもなるでしょう。

 

防かび・アレルギー防止になる壁クロス

ライディックス株式会社 代表取締役

富山県出身。高校卒業後に上京し、様々な仕事を経験した後に不動産業界に飛び込む。初営業したお客様より契約を頂くという業界ではきわめて稀有な実績をあげて以来、社内で圧倒的な営業成績を残す。その後、上場会社も含め数多くの不動産会社で事業責任者や執行役員を経験する。
2013年に独立しライディックス株式会社を設立、代表取締役に就任し現在に至る。経験から裏打ちされた物件の差別化戦略で、多くの資産家のサポートを行っている。販売実績は投資用・実需を含めて600棟を超える。

著者紹介

連載「コンパクトアパート」ではじめる「超ローリスク」不動産投資

 

「コンパクトアパート」ではじめる超ローリスク不動産投資

「コンパクトアパート」ではじめる超ローリスク不動産投資

山上 晶則

幻冬舎メディアコンサルティング

2016年3月に不動産調査会社「タス」が行った調査によると、首都圏賃貸アパートが「空室率30%超」となっています。今後もさらに日本の人口減少は続き、その一方で貸家着工数は増え続けているため、多くの不動産オーナーが空室…

 

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧