コンパクトアパートに求められる「水まわりの設備」とは?

前回は、現代の独身層が好むアパートの素材・材質を取り上げました。今回は、コンパクトアパートに求められる「水まわりの設備」について見ていきます。

設備が安っぽいと、入居者の幅が大きく制限される

「コンパクトアパート」は室内が狭い分、居住性に十分な配慮が必要です。

 

例えば、キッチン、バス、トイレなどには豪華ではないものの機能的な最新の設備を使うのがお勧めです。

 

こうした水まわりの設備が安っぽいと、入居者の幅が大きく制限されます。最近の賃貸住宅で必須とされるアイテムはそろえるべきだと考えます。

空間が限られているからこそ、使いやすさにこだわりを

〈キッチン〉

限られた室内空間を効率よく使えるよう、調理機能・収納機能をまるごと収めたコンパクト設計のキッチンユニットを使います。

 

コンロには火を使わないIHクッキングヒーターを使う例も多いのですが、単身世帯をターゲットとする「コンパクトアパート」ではむしろ、調理器具を選ばない通常のガスコンロのほうがいいと思います。

 

その代わり、温度センサーや消火センサーなどの機能を付けておくべきでしょう。

 

コンパクト設計のキッチン

 

〈シャワールーム〉

「コンパクトアパート」では浴室は設けません。その代わりにシャワールームを設置します。

 

このシャワールームも新しい製品や機能がいろいろ開発されています。

 

例えば、体を洗うのに便利な一時止水機能付き水栓、細く軽く取り回しのいいスプレーシャワー、フットレストやミラー・収納など、コンパクトながら使いやすさにこだわったものを採用したいところです。

 

 

〈トイレ〉

トイレは、温水洗浄便座付きは必須です。スペースが限られる分、入居者の立場になってデザインやフォルム、掃除のしやすさ、節水などの機能にこだわりましょう。

 

温水洗浄便座付きのトイレ

ライディックス株式会社 代表取締役

富山県出身。高校卒業後に上京し、様々な仕事を経験した後に不動産業界に飛び込む。初営業したお客様より契約を頂くという業界ではきわめて稀有な実績をあげて以来、社内で圧倒的な営業成績を残す。その後、上場会社も含め数多くの不動産会社で事業責任者や執行役員を経験する。
2013年に独立しライディックス株式会社を設立、代表取締役に就任し現在に至る。経験から裏打ちされた物件の差別化戦略で、多くの資産家のサポートを行っている。販売実績は投資用・実需を含めて600棟を超える。

著者紹介

連載「コンパクトアパート」ではじめる「超ローリスク」不動産投資

「コンパクトアパート」ではじめる超ローリスク不動産投資

「コンパクトアパート」ではじめる超ローリスク不動産投資

山上 晶則

幻冬舎メディアコンサルティング

2016年3月に不動産調査会社「タス」が行った調査によると、首都圏賃貸アパートが「空室率30%超」となっています。今後もさらに日本の人口減少は続き、その一方で貸家着工数は増え続けているため、多くの不動産オーナーが空室…

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