中小企業の採用活動に「ブランディング」を導入するメリット

前回は、知名度も資金力も低い企業が「自社に必要な人材」を採用する方法を見ていきました。今回は、中小企業の採用活動に「ブランディング」を導入するメリットを解説します。

成果を速やかに実感できる「採用ブランディング」

採用ブランディングの特徴は、「即時性」と「明確性」にあります。

 

普通、企業ブランディングを行うとなると、目に見える成果が表れるまでに数年はかかると言われています。企業ブランドが浸透し、実際の購買行動へ至るまでにはどうしても時間がかかってしまうのです。

 

一方、採用ブランディングの場合はすぐに結果が出ます。中途採用の場合であれば、わずか2週間ほどで成果が得られることもあるほどです。新卒採用においても、次の採用シーズンから効果を実感することができます。

大手と採用競合になっても、勝てるケースが出てくる

また、効果の明確性があるのも採用ブランディングの強みです。通常のブランディングであれば、効果測定を行うのは難しいのが実情です。無数にわたる施策が考えられるため、施策ごとの結果は見えても、それが本当にブランディングを行ったことによる効果なのかということが分かりにくいのです。

 

その点、採用ブランディングの場合は採用数や理念共感度などの数字が明らかになります。採用ブランディングを実施した年と実施していない年で結果を比較できるため、効果に対する明確性があるのです。

 

さらに、採用ブランディングを実践すると、どんな小さな企業でも、「ジャイアント・キリング効果」を得られます。これはサッカーで使われる言葉で「番狂わせ」を意味し、例えば超有名企業と採用競合になった場合、自社に入社を決める人が現れることです。採用に失敗し続けている企業には信じられない話ですが、ほとんどの企業が採用ブランディング実施後に効果を実感することになります。

 

即時性と明確性、そしてジャイアント・キリング効果。これらは採用ブランディングの大きな特徴です。逆に言えば、これらがなければ、採用ブランディングの実践にどこか課題があるとも指摘することができます。

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    ブランディング・ディレクター
    クリエイティブ・ディレクター

    早稲田大学商学部卒業後、山梨日日新聞社・山梨放送グループに入社。広告代理店にてCMプランナー/コピーライターとして活躍した後、株式会社パラドックスへ入社。株式会社リクルート(現・株式会社リクルートホールディングス)と協業し、企業のブランド構築および採用活動への知見を深める。2015年、ブランディングを企業経営のインフラにしたいとの思いから、むすび株式会社を設立。「採用ブランディング」という新たな手法を提唱し、母集団の質改善、内定辞退率の低下など、数多くの企業の採用成績向上に貢献している。採用領域を含めたブランディングに関するメディア『BRAND THINKING』を運営。早稲田大学ビジネススクール修了、経営管理修士(MBA)。FCC賞(福岡コピーライターズクラブ賞)、日本B to B広告賞 金賞/銀賞/銅賞、山梨広告賞 協会賞/優秀賞/
    優良賞を受賞。

    著者紹介

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    深澤 了

    幻冬舎メディアコンサルティング

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