よさそうな物件をピックアップ、現地を訪問
ここでは、皆さまがすでに1部屋以上取得して大家業をスタートしていることを前提にお話しますが、疑似体験と現地見学は、可能な限り継続されることをお勧めします。
次の部屋を買う時期を決めていらっしゃるような方はもちろんのこと、大家になるプロセスで物件選びが楽しいと感じられることがあるのなら、趣味の一つとしてなされることも良いかと思います。
私は、この物件選びの疑似体験をとても楽しいと思えたので、購入しない時期にあっても、気が向いたときはインターネットに掲載されている物件を検索していました。そして、「良さそうかも」と思える物件をピックアップし、時間があるときにドライブを兼ねてその場所を訪れ、街歩きを楽しみながら、物件や駅を見て回ったりしました。
今でも時間を見つけては、疑似体験と現地見学を楽しんでいます。
良いと思えるマンションと出会う確率がアップする!?
「生徒の準備ができたとき、先生は現れる」などという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、これと同じことが大家にも言えるのではないかと私は考えています。
皆さまがいろいろな物件を調べたり現地に足を運んだりしながら、物件を選ぶ力をどんどんブラッシュアップしていくと、1部屋目よりも2部屋目、2部屋目よりも3部屋目の方がより良いと思えるマンションに出合える確率がだんだんと高くなっていきます。
1部屋目を取得するまでに自分がしたのと同じことを、今後につなげる意味合いで継続しましょう。不定期でも良いのです。本業に支障を来してしまっては本末転倒ですので、無理なく続けられる範囲で取り組まれることをお勧めいたします。