株価の動きは「3つのケース」に分かれる
暴騰後に利益確定の売りに押され、上げ幅の半値押し程度まで下がった後、そこから株価はどのように動いていくでしょうか? 大きく3つのケースに分けられます。
●ケース1:反発を開始したら、そのままグングン上昇していく
●ケース2:いったん小幅に反発したものの、再び下落してしまう
●ケース3:小幅に反発した後に再び下落、その後は反発と下落を繰り返しつつ、直近の高値付近まで上昇する。その後は、高値更新まで上昇する場合と、直近高値との「W天井」をつけて下落する場合の2パターンに分かれる
当然ながら、値動きは銘柄によって異なりますし、買う前に買った後の値動きを正確に予想するのは困難です。しかし、どんなケースがあるのかを知っておけば、たとえばあまり反発せずに再び下落し始めた場合にも「ああ、ケース2だな」と、冷静に次の行動に移ることができるのではないかと思います。
実際の銘柄で見る値動きの例
では、実際の銘柄と共に、それぞれのケースの値動きを確認してみましょう。
[図表1]反発を開始したら、そのままグングン上昇していくケース
[図表2]いったん小幅に反発したものの、再び下落してしまうケース
[図表3]小幅な反発と下落を繰り返しつつ、直近の高値付近まで上昇し、その後は高値を更新するケース