参加者の満足度とその理由を調べ、次の研修へ活かす
アンケートは、参加者の満足度を測定するために作成します。満足したかどうかとその理由を吸い上げて、次の研修に活かしていかなくてはならないからです。満足度の確認の評価は5段階にすることをお勧めしています。例えば、3段階だとバラツキが出ないからです。
また、満足度を聞くだけでなく、レベル2・レベル3につながる問いがあればなお良いでしょう。対象者がアンケートを記入することで、大きな気づきを得ることも期待できます。
アンケートの取りっぱなしはNG 必ず活用を
アンケートは前年度や他研修と比較するための社内のデータベースとして使うことも可能です。データベースとして蓄積していく場合は、アンケート項目の一部を共通化しておくとよいでしょう。「前回の研修より満足度が低いのはどうしてか」、「昨年より今年の新人の満足度が高いのはなぜだろう」といった項目毎の比較などの分析ができます。
アンケートは取りっぱなしにするのではなく、必ず集計し、活用しましょう。アンケート評価の活用方法までデザインすることがIDなのです。
[図表1]アンケートのサンプル その1
[図表2]アンケートのサンプル その2