今回は、英ポンド、豪ドル、スイスフランなど、3大通貨(米ドル、日本円、ユーロ)以外の値動きの特徴について見ていきます。※本連載では、バーニャ マーケット フォーカスト代表の水上紀行氏の著書『超入門 24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』(扶桑社)の中から一部を抜粋し、FXで利益を出すための基礎知識を分かりやすく解説します。

激しい値動きに拍車がかかっている英ポンド

英ポンドは同じ欧州圏のため、基本的にユーロと似た値動きをします。1970年代には1英ポンド800円台だった英ポンドは値動きの激しさが大きな特徴です。1日に動く値幅も大きいため、うまく値動きを予想できれば自動売買でも大きな利益を狙える通貨です。ただし、2016年6月の国民投票でEU離脱を決定したこともあり、最近は暴落気味で、激しい値動きにさらに拍車がかかっているのであまりお勧めしません。

 

オーストラリアの主要産業は鉄鉱石や天然ガスなど鉱業や農業です。最大の輸出先が中国であることから、豪ドルの値動きは中国経済の動向に大きな影響を受けます。また、先進国の中では非常に高金利な通貨としても有名です。

 

ニュージーランドは乳製品などを輸出する酪農大国として知られ、オーストラリア同様、中国をはじめとした新興国経済に対する依存度が高く、為替は酪農製品の入札価格に連動する傾向があります。豪ドル以上に高金利通貨です。

 

豪ドル、NZドルはともに3大通貨に比べて取引高が少なく、金融危機などパニックが起こると暴落しやすい面があります。

高金利だが、リスクやパニックに弱い南アランド

カナダドルも資源国通貨のひとつですが、米国の隣国ということもあり、こちらは米国経済と連動した動きをしがちです。

 

スイスフランはスイスが永世中立国ということもあって、日本円同様に世界経済がパニックに陥ったとき、逃避通貨、安全通貨として買われやすい面があります。

 

南アフリカは金やダイヤモンドの産出国で、資源国通貨かつ新興国通貨です。新興国の多くは、海外からの資金流入で経済が回っているため、リスクやパニックに弱い側面があります。ただし、世界経済が落ち着いているときに投資すると、南アランドなら年率5から7%台という高金利による大きな収入を得ることができます。

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    本連載は、2017年3月31日刊行の書籍『超入門 24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』から抜粋したものです。稀にその後の税制、法改正等、最新の内容には一部対応していない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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