今回は、FX取引の代表的なテクニカル指標「移動平均線」の使い方を見ていきます。※本連載では、バーニャ マーケット フォーカスト代表の水上紀行氏の著書『超入門 24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』(扶桑社)の中から一部を抜粋し、FXで利益を出すための基礎知識を分かりやすく解説します。

その「傾き」が重要となる移動平均線

「移動平均線」は最もポピュラーなテクニカル指標です。まずは期間を決め、期間中の終値の平均値を計算します。その平均値を結んだものが移動平均線です。

 

その魅力は、複雑で突発的な動きも多い日々の価格変動を平均化して、滑らかな1本の線に凝縮することで、値動きの推移や方向性が一目で判断できることです。

 

移動平均線の中で一番重要なのは「傾き」です。移動平均線が右肩上がりなら、期間中の為替レートの平均値が一貫して上昇し続けているので上昇トレンドと判断できます。逆に右肩下がりなら下降トレンド、横ばいなら横ばいトレンドと即座にわかります。

移動平均線を使った売買法「グランビルの法則」とは?

次に重要なのは「現在の為替レートとの位置関係」です。

 

●現在レートが移動平均線の上にある=上昇の勢いが強いので買い

 

●現在レートが移動平均線の下にある=下降の勢いが強いので売り

 

と判断します。

 

移動平均線を使った実戦的な売買法では、為替レートとの位置関係を目安にした「グランビルの法則①から⑧」が有効です。①や⑤はトレンド転換を狙った取引、②③⑥⑦は継続中のトレンドをフォローする取引。④⑧は逆張りです。FXの値動きは過度に行き過ぎる傾向が強く、下手な逆張りは大失敗のもとなので④と⑧はお勧めしません。

 

<グランビルの法則 8つの買いシグナル>

①横ばいor上向きに転じた移動平行線を現在値が上抜けたとき

②上向きの移動平行線を現在値が一時的に下抜けたとき

③上向きの移動平行線近くまで現在値が下落したとき

④下向きの移動平均線から現在値が大きく離れて下落したとき

⑤横ばいor下向きに転じた移動平行線を現在値が下抜けたとき

⑥下向きの移動平均線を現在値が一時的に上抜けたとき

⑦下向きの移動平均線近くまで現在値が上昇したとき

⑧上向きの移動平均線から現在値が大きく離れて上昇したとき

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    本連載は、2017年3月31日刊行の書籍『超入門 24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』から抜粋したものです。稀にその後の税制、法改正等、最新の内容には一部対応していない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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