今回は、為替の値動きの加速・失速を示す指標である、「MACD」の使い方を解説します。※本連載では、バーニャ マーケット フォーカスト代表の水上紀行氏の著書『超入門 24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』(扶桑社)の中から一部を抜粋し、FXで利益を出すための基礎知識を分かりやすく解説します。

2本の長短移動平均線の間隔に注目した指標

「MACD」の計算式は、

 

「短期移動平均線-長期移動平均線(値幅)」

 

と非常に単純で、2本の長短移動平均線の間隔が狭くなったり広くなったりすることに注目した指標です。長短移動平均線の間隔が広がるのは値動きが加速したとき、逆に狭まるのは値動きが失速したときです。つまり、MACDは上昇や下降の勢いの加速・失速を示した指標なのです。

 

その最重要シグナルは、MACDとその移動平均である「シグナル」線のクロスで、MACDとシグナルがゴールデンクロスすれば上昇加速、デッドクロスすれば下落加速と判断。移動平均線自体のゴールデン/デッドクロスに先駆け、かなり早く発生して相場の山と谷を的確に教えてくれます。

「0ライン」より上なら上昇、下なら下降トレンド

MACDでは、長期と短期の移動平均線の間隔が0になる「0ライン」も重要です。

 

●MACDが0ラインを越えて上昇したところは長短移動平均線がゴールデンクロスした瞬間なので上昇トレンドへの転換点=買い

 

●MACDの0ライン割れは長短移動平均線のデッドクロスを示し下降トレンドへの転換点=売り

 

MACDが0ラインより上でシグナルとゴールデンクロスした地点は上昇トレンドにおける理想的な押し目買いポイントになります。逆にMACDが0ラインの下にあり下降トレンドのときは、MACDとシグナルのデッドクロスで戻り売りが基本戦略です。

 

MACDとシグナルのクロスは一方向に加速した値動きが失速した瞬間でもあるので素早い利益確定シグナルとしても使えます。

 

MACDが得意なのは上下動のメリハリがはっきりしたトレンド相場で、非常に的確に相場の山と谷を教えてくれます。逆に苦手なのはもみ合いが続く相場で、MACDとシグナルがもつれ合い判断不能になるので注意しましょう。

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    本連載は、2017年3月31日刊行の書籍『超入門 24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』から抜粋したものです。稀にその後の税制、法改正等、最新の内容には一部対応していない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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