[連載]大人のたしなみ経済学――日銀による「質的・量的緩和」の概要

これまで中央銀行が伝統的に行ってきた金融調節は、コール市場における金利を誘導目標とするものでした。しかし2013年から日本銀行が実施したのは、それまでとはまったく異なる非伝統的な金融調節でした。本連載では、専修大学経営学部の佐々木浩二准教授による著書『ファイナンス ―資金の流れから経済を読み解く―』(創成社、2016年)の中から一部を抜粋し、日本銀行が始めた「量的・質的金融緩和」について、その概要を解説します。

本連載の著者紹介

専修大学経営学部 准教授

学位
School of Economics, Mathematics and Statistics, Birkbeck College, University of London, Doctor of Philosophy

職歴等
日本銀行金融研究所客員研究生、労働政策研究・研修機構アシスタントフェロー、大東文化大学経済学部講師などを経て現職。

著作
『ファイナンス―資金の流れから経済を読み解く―』(創成社, 2016年)、
『マクロ経済分析―ケインズの経済学―』(創成社, 2016年)、
“Financial Innovation” (大阪証券取引所先物・オプションレポート, 2011年12月号)、
“Proprietary Trading Losses in Banks: Do Banks Sufficiently Invest in Control?”(with Norvald Instefjord, in Annals of Finance, 3, 3, 329-350, 2007年)などがある。

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