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オルタナティブ投資の主要な戦略の1つ
プライベート・エクイティ投資は、オルタナティブ投資の中でも、ヘッジファンド、不動産と並ぶ主要な戦略の1つです。非上場企業の株式を取得した後に、企業価値を上げて他の事業会社へ売却する、または株式を上場させて市場で売却し、収益の獲得を目指します。一言でプライベート・エクイティ投資と言っても、運用会社の得意とするスタイル、企業のどういった成長過程において投資を行い、どのように収益に結びつけるかにより、手法が分かれます。
●ベンチャーキャピタル
企業の創業期や新しい事業に投資をする手法。投資資金の回収までの時間が長く、ハイリスクハイリターンな投資です。そのため、集中投資ではなく、資金を多くの案件に分散し小額出資することで、リスクをコントロールすることを目指します。
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●バイアウト投資
機関投資家や個人投資家から広く集めた資金で、非上場企業や業績が悪くなった上場法人などに投資をします。必要であれば経営に関与し、企業価値を向上させた後に、転売や株式を上場させることで資金を回収し、利益を投資家に還元します。経営陣による自社株式の買取、独立するマネジメント・バイアウト(MBO)や、金融機関などから資金調達をして行うレバレッジド・バイアウト(LBO)もバイアウトの一形態です。
この他に、経営不振に陥った企業に投資する「企業再生投資」、経営破綻した企業や破綻懸念のある企業に投資する「ディストレスト投資」などがあります。世界的なプライベート・エクイティ・ファンドとして、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)、ブラックストーン・グループ、カーライル・グループが有名です。
欧米に比べて日本での活用事例は少ないが・・・
最近では、東芝が経営再建のため売却を検討している、半導体メモリー事業を分社化した「東芝メモリ」の売却交渉をめぐり、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が、産業革新機構や日本政策投資銀行と共同での入札参加を検討していることが話題になっています。
日本では、プライベート・エクイティ・ファンドの活用事例が欧米に比べ少なく、一部のアクティビスト的なファンドが企業と対立し、交渉が決裂した事例が大きく取り上げられてきたことが一つの要因と考えられます。今後、本来のプライベート・エクイティ投資の意義が理解され、発展していくことを期待したいところです。
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