今回は、広大地判定・実力テストとして、茨城県・葛飾区の事例について見ていきます。※本連載は、株式会社 東京アプレイザルの代表取締役・芳賀則人氏の編著書『実例でわかる！広大地評価 制度理解と適用判断』（清文社）の中から一部を抜粋し、土地評価の鍵となる、広大地に該当するか否かをクイズ形式で紹介します。
次の設問のうち、広大地に該当するものには○を、該当しないものには×を記してください。なお、以下の対象不動産の地形は、前提として、整形地を想定しています。
＜問11＞
◆所在地 茨城県○○市
◆街路・画地 幅員6m 道路に間口40m 、奥行き50m
◆用途地域 準工業地域
◆建ぺい率・容積率 60％・200％
◆面積 2,000㎡
◆利用状況 平成3 年築の鉄骨造4 階建ての社宅用建物
◆備考 社宅は5 年前に賃貸借契約が解約されており、現在は空き家になっ
ている。
＜問12＞
◆所在地 東京都葛飾区
◆街路・画地 間口25m 、奥行きが23m（奥行きが浅い土地）
◆用途地域 第一種住居地域
◆建ぺい率・容積率 60％・200％
◆面積 575㎡
◆最低敷地面積 60㎡
連載あなたの知識を判定する30問～この土地は「広大地」か否か？
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