今回は、広大地判定・実力テストとして、中野区・横浜市の事例を見ていきます。※本連載は、株式会社 東京アプレイザルの代表取締役・芳賀則人氏の編著書『実例でわかる!広大地評価 制度理解と適用判断』(清文社)の中から一部を抜粋し、土地評価の鍵となる、広大地に該当するか否かをクイズ形式で紹介します。

次の設問のうち、広大地に該当するものには○を、該当しないものには×を記してください。なお、以下の対象不動産の地形は、前提として、整形地を想定しています。

 

<問27> 

◆所在地 東京都中野区
◆街路・画地 幅員6m 道路に間口25m 、奥行き26m
◆用途地域 第一種低層住居専用地域
◆建ぺい率・容積率 50%・100%
◆面積 650㎡
◆利用状況 道路から15m まで(315㎡)は自宅用。その奥の土地(385㎡)に賃
貸用のアパート1 棟が建っている、全体が借地権の土地。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

<問28>

◆所在地 横浜市神奈川区
◆街路・画地 幅員12m 道路(準幹線道路)に間口30m 、奥行き50m 面する中
間画地
◆用途地域 ①前面道路から20m の範囲は準住居地域
     ②その奥30m は第一種低層住居専用地域
◆建ぺい率・容積率 ① 60%・200%
         ② 50%・100%
◆面積 1,500㎡
◆利用状況 自宅用地
◆駅距離 1,500m
◆備考 道路沿い周辺は戸建て住宅の他に、店舗・事務所も見られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実例でわかる! 広大地評価  制度理解と適用判断

実例でわかる! 広大地評価  制度理解と適用判断

芳賀 則人

清文社

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