「早く売りたいだけ」の住宅メーカー営業マンを見抜く方法

前回は、住宅展示場を見学する際のポイントを解説しました。今回は、住宅メーカー営業マンの正体を見抜く方法をご紹介します。

返事を急かす営業マンには要注意

住宅展示場を見に行った際にいろいろ親切に対応してくれた営業マン。後日、毎日のように連絡が来たり、家を訪れたりと頻繁に気にかけてくれます。とても熱心で誠実な人だから、この人がいる会社と契約しよう……。日本人は情に弱いのでそういう方も多いと思いますが、ちょっと待ってください。一生に一度の買い物を、情で決めてしまっていいのでしょうか。

 

この人は本当に自分たちのことを考えてくれているのか、それとも単に厳しいノルマにおわれて早く売りたいだけなのか、見極めましょう。

 

例えば、「今はキャンペーン期間中で、今月中に契約すれば安くなるけど、来月になると高くなってしまうから早く契約したほうがおトクですよ」という営業トークをする人は親身になっているとは思えません。

 

家造りという重要なことに、考える時間を与えないで次々と条件を提示して契約に持っていこうとする営業マンには注意が必要です。「いつまでに返事をしてほしい」というセリフが出てきたら気をつけましょう。本来なら、自分の家造りを考えるのに、時間の制約はないはずです。たった1日で状況が変わるようなことはありません。

契約前に、社長などの責任者とも面談を

また、約束もしていないのに毎日訪問するのも、お客様のことを思っての行為だとは思えません。出勤前や帰宅直後を見計らったように訪ねて来る。そういう強引な営業をかける会社もあるのでしょうが、逆効果だと思います。

 

私はよくお客様から「のんきだね。注文取る気あるの?」と言われてしまうのですが、「契約のお返事は来年でも再来年でも構いません。いつでも建てたくなったらご連絡ください」と話しています。

 

それから営業マンが現場をよく知っているかどうかも重要です。現場の納まりを知らないで接客をし、質問に対して知識もないのに、その場で適当な回答をする営業マンはトラブルのもとになります。また営業マンとフィーリングが合ったとしても社長と合わない場合は要検討した方がいいかもしれません。契約する前に一度はその会社の社長と会って話をしてみましょう。

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    株式会社緑建設 代表取締役社長

    1973年、神奈川県相模原市生まれ。
    高校卒業後、小売業系の会社に就職。
    その後商社への転職を経て、20歳の時に緑建設に入社。
    父であり前社長の齋藤進氏の下で現場監督8年、営業職10年の下積み修業を経て、2011年より現職に就任。
    1973年に創業した先代の、“家は「売る」ものではなく、お客様のこだわりを叶えるために「造る」もの”という姿勢を貫いている。
    現職就任後は「いつでも真向勝負」をモットーに、外断熱工法の木造注文住宅に徹底してこだわり、お客様にとって「住み心地」のよい家の在り方を追求し続けている。

    著者紹介

    連載マイホーム建築を成功に導く「施工会社」との付き合い方

    本連載は、2017年2月27日刊行の書籍『改訂版 いい家は注文住宅で建てる』(幻冬舎メディアコンサルティング)の本文から一部を抜粋したものです。

    改訂版 いい家は注文住宅で建てる

    改訂版 いい家は注文住宅で建てる

    齋藤 正臣

    幻冬舎メディアコンサルティング

    人生で一番大きな買い物、「マイホーム」。理想のイメージばかりが先行して、見当違いな設計に後悔したり、不本意な金額を払ったりするハメに陥らないために、まずは住宅オーダーの基本を学びましょう。「よい見積り、悪い見積…

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