家造りの発注先選び まずは確認したい各社の「こだわり」

前回は、どこに家造りを発注すればよいのか、基本となる考え方を取り上げました。今回は、家造りの発注先選びにあたり、各社の「こだわり」を確認する方法を見ていきます。

会社のホームページから情報を集める

家造りを依頼しようと思っている会社のホームページはぜひチェックしましょう。得意な工法や理念など、その会社が何を大切にしているのかがわかります。

 

また会社によっては、施工中の建築現場の様子なども載っています。実際の工事の進み方のイメージが湧き、参考になるでしょう。施工事例や実際にその会社に依頼して家を建てたお客様の声などもくまなく目を通してください。見積りから契約、着工、引き渡しまで、家造りの流れが安心してイメージできるかどうか、また施工後のアフターフォローなどについても触れられているかどうかもポイントです。

 

ホームページは自社発信の情報源ですので、口コミサイトやSNSなどの書き込みも参考にし、より公平な視点から、上手に情報を集めましょう。

木造?鉄骨? 住宅会社のこだわりが分かる質問

住宅会社に家造りの相談に行った際、「私が造りたい家はこういうものです」ということを、相手に最初に話してはいけません。あなたのこだわりはまず内緒にして、先方のこだわりをなるべくたくさん聞き出してください。

 

そうでないと、今まで実績がないにもかかわらず、「うちの会社でもそれをやっていますよ」と、都合よくあなたの話に合わせてくることがあります。そして「この会社とはすごく相性が合うかもしれない」と勘違いをして契約してしまったものの、実際にはその工法を初めて施工する、ということも起こりえます。

 

まずはひととおり、その会社のこだわりを聞いてみましょう。「おたくの会社が採用している工法は木造ですか、鉄骨ですか」「断熱工法は何を採用していますか」とその会社の姿勢がわかるような質問をすることが重要です。とにかく業者にしゃべらせて、その会社とあなたのこだわりが合っていたら、そこで初めて見積りをとって、他社との比較検討をし始めましょう。

 

あとは基本的なことですが、こだわりが合ったとしてもなんとなくフィーリングが合わないような会社は避けたほうが無難です。そもそも感覚的なところが合わないと、絶対に後から何かしらの問題が起こります。これは仕事を受ける会社側からしても同じ話で、フィーリングが合わないお客様の仕事は、あとでトラブルに結びつく可能性が高いので、私の場合はそれとなく断ってしまうこともあります。

株式会社緑建設 代表取締役社長

1973年、神奈川県相模原市生まれ。
高校卒業後、小売業系の会社に就職。
その後商社への転職を経て、20歳の時に緑建設に入社。
父であり前社長の齋藤進氏の下で現場監督8年、営業職10年の下積み修業を経て、2011年より現職に就任。
1973年に創業した先代の、“家は「売る」ものではなく、お客様のこだわりを叶えるために「造る」もの”という姿勢を貫いている。
現職就任後は「いつでも真向勝負」をモットーに、外断熱工法の木造注文住宅に徹底してこだわり、お客様にとって「住み心地」のよい家の在り方を追求し続けている。

著者紹介

連載マイホーム建築を成功に導く「施工会社」との付き合い方

本連載は、2017年2月27日刊行の書籍『改訂版 いい家は注文住宅で建てる』(幻冬舎メディアコンサルティング)の本文から一部を抜粋したものです。

改訂版 いい家は注文住宅で建てる

改訂版 いい家は注文住宅で建てる

齋藤 正臣

幻冬舎メディアコンサルティング

人生で一番大きな買い物、「マイホーム」。理想のイメージばかりが先行して、見当違いな設計に後悔したり、不本意な金額を払ったりするハメに陥らないために、まずは住宅オーダーの基本を学びましょう。「よい見積り、悪い見積…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧